わたしこそ、コンビニ人間
コンビニのおにぎりの生活が続く。
好きな人と会ったときに、ポケットから出てきたのがハンカチではなくて、おにぎりのそれだったのには、思い出しても泣けてくる。
コンビニのおにぎりって、美味しいなぁ。
初めて食べたとき、びっくりした。
お母さんが作るのより、美味しいと思った。
でもなんかわからへんけど、寂しいなぁ。
多分、作り手が見えへんからや。
コンビニのサンドイッチのレタス。
あれがレタス界でいっちゃんシャキシャキやろ。
でもこわいやんな。
だれがつくっとんやろ。
なんであんなにシャキシャキなんや。
普通に買ったらあんなんならへんやろ。
と、思いながら今日も音を立てて頬張る。
便利って嬉しい。
その中で私たちは生きてるとおもうから。
でも、便利ってほんまに大丈夫なんかな。
自分が生活してることに、ちゃんと責任持ててるんかな。
ちょっとの選択、誰かにゆだねてる気がするねん。それって癖になるやろ。だから、そういうやつは、大事な時に流されるねんて。
って、心に余裕あるときだけ思う。
でも、(あかんくないけど)
あかんときはやっぱこれやなってレタス噛んで思う。
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