たのし

皆さんの人生の箸休めになればと思います😄 2000字長くて3000字くらいで命を吹き込…

たのし

皆さんの人生の箸休めになればと思います😄 2000字長くて3000字くらいで命を吹き込むツラツラと☺️登場人物全員好きです😃♪ Twitterに短い小説も載せてます‼︎読んでいただけると幸いです‼︎ お問い合せはTwitterより‼︎ お気軽にフォローもお願いします☺️

マガジン

  • 短編

    ショートショートと短編小説をこちらにまとめさせて頂きます😄自分の思いついた物語を描いております。読みやすい文字数で書いておりますので、良かったら読んでください。スキとかフォロー頂けたら喜びます。コメント頂けたら創作意欲が俄然上がります❗️

  • 「短編小説」さよならの前の神様。

    ある日、神社の階段横で見つけられ、ばっちゃに拾われたキナコ。大事に育てられスクスク育っていたある日、お尻に小さな尻尾が生えてきた。それからのキナコの一生を全15話完結の物語。 1話2000字から3000字でほわほわと書いております。読んで頂けれと嬉しいです♪

  • ポエム

    1人でも多くの方に読んで頂けたらと思います❗️自分の文章で何か感じれるようなそんな文章を書けたらと思います😄

  • 白紙屋

    昔から小説を読むのが好きで何を思ったのかとりあえず書いてみたいと衝動に駆られました😄結構乱文ですが、自分なりにコツコツ構成から行い地道に書いていこうと思います。よかったら読んで頂けたら嬉しいです😄スキを頂けたら活力になります❗️後5はわざと抜かしています。 1人でも多くの方に読んで頂けるよう精進致します❗️❗️

最近の記事

道端の死にかけのセミにホイミーっと言った。治ると思ったから。 それを見る大人は僕にナイフで刺す目線を送った。 僕の中の当たり前の道徳だった。 でも、大人には大人の道徳があった。 でも、僕と大人の道徳には違いがあった。 大人は道徳で僕を傷つけた、そして治そうともしなかった。 #小説

    • 「ショートショート」 言の木の葉っぱ。

       私はここの神社の売店で、目の前の言の木から収穫されたばかりの言の木の葉っぱを売っている。  春風に吹かれて、言の木のシャラシャラとそよいでいる音に眠気が誘われコクコクとしていると「すみません。言の木の葉っぱが売っているのはここですか?」っと、女子高生が話をかけて来た。 「ここですよ。1枚300円になります。因みに売る前の決まりでどんな事を言の木に残すのか、聞く事になっているのですが、聞いてもいいですか?」 「はい。1週間前に大好きな彼氏と別れて、それで、大好きだよ。っ

      • 産まれた瞬間から、何もない空間に積み木を積んで、途中で全部崩れても、へこたれず何度も何度も積み上げて、死ぬまで作り上げたその作品に、親から貰った僕の名前を付ける。 #小説ネタ

        • 祈願上手(毎週ショートショート)

           我……神。神社へ向かう。  我……神。鳥居は潜らず、飛び越える。  我……神。ほほー水神よ。私の手を清めろとは面白い。私がお前を清めてやろうか。  我……神。我に賽銭を求めるか、愚弄目が。顔パスでよかろう。  我……神。このジャラジャラ面白い。今度、私の神社に奉納せよ。  我……神。手も叩かぬ。ほうべも垂れぬ。  我……神。凶。学問は自己への甘えを捨てよ。貴様、私に説法を解くか。片腹痛い。  我……神。鳥居は潜らす飛び越える。 おしまい -tano- す

        道端の死にかけのセミにホイミーっと言った。治ると思ったから。 それを見る大人は僕にナイフで刺す目線を送った。 僕の中の当たり前の道徳だった。 でも、大人には大人の道徳があった。 でも、僕と大人の道徳には違いがあった。 大人は道徳で僕を傷つけた、そして治そうともしなかった。 #小説

        • 「ショートショート」 言の木の葉っぱ。

        • 産まれた瞬間から、何もない空間に積み木を積んで、途中で全部崩れても、へこたれず何度も何度も積み上げて、死ぬまで作り上げたその作品に、親から貰った僕の名前を付ける。 #小説ネタ

        • 祈願上手(毎週ショートショート)

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        • 短編
          127本
        • 「短編小説」さよならの前の神様。
          15本
        • ポエム
          9本
        • 白紙屋
          12本

        記事

          「ショートショート」ウィーフィー

          「ばーさん!ばーさん!大変じゃ!」 遠くからおじいさんの慌てた声が聞こえて来たので、おばあさんは洗い物をしていた手を止め、エプロンで手を拭きながら「何ね?何ね?朝から慌ただしかね」っと玄関の前に向いました。 すると息を切らせたおじいさんが玄関を開け、背負っていた籠を降ろし、おばあさんが中を見ると丁寧に敷かれた手拭いの真ん中にピリピリと電気を走らせ、肩紐で頑丈に「ラ」の文字を背負った鳥がぐったりとしているではありませんか。 「じーさん、この鳥はどうしたとね?怪我しと

          「ショートショート」ウィーフィー

          どんなに辛いことがあって、一人で毎日泣いてたとしても、未来の貴方が「大丈夫だよ。私の人生捨てた物じゃないよ」ってずっとハグしてくれてるから。 貴方はずっと一人じゃないよ。 @ずっとひとりじゃないよ。

          どんなに辛いことがあって、一人で毎日泣いてたとしても、未来の貴方が「大丈夫だよ。私の人生捨てた物じゃないよ」ってずっとハグしてくれてるから。 貴方はずっと一人じゃないよ。 @ずっとひとりじゃないよ。

          桜回線(毎週ショートショート)

          「おっちゃんの根ぇしっかり握っとけ」 「早いね。もうこの時期か。上手くできるかな?」 「坊はまだヒヨッコだが……筋は良い。この日本中の桜達が根ぇ繋いだ桜回線を使ってよぉー、皆で今ぞ。行け。行けって合図出してパッカーっと南から北にでっけー、桜のウェーブを打ち上げてる俺達の見せ場なんだから女々しい事言わんと腹ば据えろ」 「分かったよ。そう言えば、去年、ソメイの叔父さんだけ、咲いてなかったよ?」 「あー。ソメイか。あいつはベテランだって横着して周りと根ぇ繋いでなくて合図が分

          桜回線(毎週ショートショート)

          幸せの色って何色だと思う? 私は黒なの。 大きな鯨の絵とクレヨンで手が真っ黒の男の子。 それまで私は暗い深海にいたの。だから白に憧れた。 でも男の子は私にこう言ったの。 「僕の手はね、色んな色が混ざって黒くなってんだ。かっこいいだろ」って。 それからずっと私は貴方の絵が好き。

          幸せの色って何色だと思う? 私は黒なの。 大きな鯨の絵とクレヨンで手が真っ黒の男の子。 それまで私は暗い深海にいたの。だから白に憧れた。 でも男の子は私にこう言ったの。 「僕の手はね、色んな色が混ざって黒くなってんだ。かっこいいだろ」って。 それからずっと私は貴方の絵が好き。

          三日月ファストパス 【毎週ショートショートnote】

          「三日月ファストパスの代わりに貴方の真実の愛を見させて頂きますね」 「三日月って物事の始まりだからプロポーズをする日には持って来いでね。勿論、見せてあげるよ」 「ほほー。では御連れ様が到着次第、月へ参りましょう」 僕は、行列の後ろで待つ彼女に「三日月ファストパスを買ったから並ばなくていいよ」っと伝えると先頭まで行き、月まで伸びるエスカレーターに乗った。 数分で三日月に着くなり子供の様に燥ぐ彼女が「うわ。綺麗」っと言ったので「月が綺麗ですね」っと僕が言うと、漱石好き

          三日月ファストパス 【毎週ショートショートnote】

          死神が1人の女性に恋をした。 でも、触れたら死んでしまうので影の中から彼女の幸せを願った。 そんな彼女はずっと1人で年老い、最後ベットで細く息をしながら私を見て「ねー。全部知ってるのよ?そこの神様。お願いがあるの。最後に私に触れてくれないかしら?」 そして彼女は私の腕に抱かれた。

          死神が1人の女性に恋をした。 でも、触れたら死んでしまうので影の中から彼女の幸せを願った。 そんな彼女はずっと1人で年老い、最後ベットで細く息をしながら私を見て「ねー。全部知ってるのよ?そこの神様。お願いがあるの。最後に私に触れてくれないかしら?」 そして彼女は私の腕に抱かれた。

          天使になりたい悪魔の子に僕は頭の輪っかを貸してあげた。そしたら君はお礼にとドーナツを半分くれた。そして、独りぼっちの君と話を沢山した。 朝日が顔を出す頃、君は少し寂しそうに頭の輪っかを返してくれた。僕は少し考え、輪っかを半分にして君の頭に乗せた。 「これで僕たちは友達だよ」って。

          天使になりたい悪魔の子に僕は頭の輪っかを貸してあげた。そしたら君はお礼にとドーナツを半分くれた。そして、独りぼっちの君と話を沢山した。 朝日が顔を出す頃、君は少し寂しそうに頭の輪っかを返してくれた。僕は少し考え、輪っかを半分にして君の頭に乗せた。 「これで僕たちは友達だよ」って。

          「私と私」 私は生まれる前、人格と体が離れていました。 そして、私の人格は沢山の体の中から私の体を選び……私の体は沢山の人格の中から私の人格を選びました。 私はそうした相思相愛の下で、一つになったのが私です。 だから、また離れ離れになるまで私は私を好きで居続けて欲しいです。

          「私と私」 私は生まれる前、人格と体が離れていました。 そして、私の人格は沢山の体の中から私の体を選び……私の体は沢山の人格の中から私の人格を選びました。 私はそうした相思相愛の下で、一つになったのが私です。 だから、また離れ離れになるまで私は私を好きで居続けて欲しいです。

          ほうき星を取って、流れ星を掃いてブラックホールの中に捨て、フッとため息。 「ん?んー?あっ。こんな所にあったのね」 去年無くした青いビーズを拾うと天の川銀河に流し、出来上がった自分の作品を見て満足気に微笑んだ。 「来年は何を作ろうかしら?」 神様は眉間に皺を寄せ暗い宇宙を眺めた。

          ほうき星を取って、流れ星を掃いてブラックホールの中に捨て、フッとため息。 「ん?んー?あっ。こんな所にあったのね」 去年無くした青いビーズを拾うと天の川銀河に流し、出来上がった自分の作品を見て満足気に微笑んだ。 「来年は何を作ろうかしら?」 神様は眉間に皺を寄せ暗い宇宙を眺めた。

          もう好きにしてくれ。って貴方が言ったから、好きな貴方のそばにずっといるんですよ。 頑固ですぐ拗ねる何の役にも立たない貴方の我儘もはい。はい。って聞き流せる様になって30年たつんですけど、そんな私からも一言いいですか? 貴方こそ、好きにすればいいんじゃないですか? #夫婦喧嘩

          もう好きにしてくれ。って貴方が言ったから、好きな貴方のそばにずっといるんですよ。 頑固ですぐ拗ねる何の役にも立たない貴方の我儘もはい。はい。って聞き流せる様になって30年たつんですけど、そんな私からも一言いいですか? 貴方こそ、好きにすればいいんじゃないですか? #夫婦喧嘩

          「見てて」 adidasの白の新品のスニーカーを履いて、水たまりに入る彼女。 「いいの?新品じゃん」 「いいの。いいの。今、これがやりたいの」ってゲラゲラ笑いながら泥水のステージで踊ってみせる。 「くる?」 「うん…」 彼女が差し伸べる手を掴む。 彼女はまた一つ僕を子供に戻した。

          「見てて」 adidasの白の新品のスニーカーを履いて、水たまりに入る彼女。 「いいの?新品じゃん」 「いいの。いいの。今、これがやりたいの」ってゲラゲラ笑いながら泥水のステージで踊ってみせる。 「くる?」 「うん…」 彼女が差し伸べる手を掴む。 彼女はまた一つ僕を子供に戻した。

          リュウグウノツカイが浜辺に打ち上げられ、鯨は孤独を低い歌に込め広海を彷徨う。 浜辺を歩く僕はスニーカーに入った砂を愛しく思い波を背に今日も家に帰ろう。 幾歳月、何処かで嘆く悲しみも何処かで育む喜びも時間の波が行ったり来たり、波折り重なり想いを攫う。

          リュウグウノツカイが浜辺に打ち上げられ、鯨は孤独を低い歌に込め広海を彷徨う。 浜辺を歩く僕はスニーカーに入った砂を愛しく思い波を背に今日も家に帰ろう。 幾歳月、何処かで嘆く悲しみも何処かで育む喜びも時間の波が行ったり来たり、波折り重なり想いを攫う。