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蜃気楼 懐かしい月は新しい月 山口一郎


ライブ当日。

※ネタバレ注意です🙏🏻💦

サカナクション(山口一郎)さんのライブ鑑賞は、
2021年12月25日の、アダプトツアー以来の役2年ぶりで、今回単独公演ということで、期待が高まります。

会場は福岡サンパレス。
福岡サンパレスに行くのは実は初めてだったのですが、席に着くと、勾配のあるホールで見晴らしがよく、三階席の席でしたがステージが近く感じる良い席でした。

ライブが始まると一曲目にサンプル!
いきなり一郎さんの歌声に痺れ、心が満たされます。

(あ〜、サカナクションが帰ってきたぁ、。)


ドームやフェスとはまた音の伝わり方が違いとにかくクリアに聴こえました。
最新技術を駆使した映像やライティング、スモークなど、ステージと会場全体を、広く狭く巧みに使う演出はまるで、時空を行き来しているような錯覚に陥るほどの世界観で圧巻でした。
現代アートの最先端を見ているような技術とパフォーマンスに鳥肌と感動が止まりません。


記憶に残った山口さんの言葉

これが今の僕の現在地です。
まだ完全ではないがここまで体調が良くなりました。僕は心の病気を患いました。
病を経験し、沢山の人に支えてもらいました。
今日この会場の中にも心の病を患った人がいるかもしれない。
病を持ちながら、社会や会社に出るということは本当に大変なことだと思います。
僕はミュージシャンという職業で、歌でしかそれを返せないけど、そうした方にも少しでも届いたらと思います。

今回、単独での公演に至った理由は、サカナクションの前に一人でやらせて頂きたかった。サカナクションはとてもヘビーなバンドです。
体力的にも精神的にもまだまだ僕は完全ではないですが、
このツアーを経て、また必ずサカナクション5人でステージに戻って来ます!


(じーん、。)


泣きました。
言葉になりませんでした。

つらつらと語った山口さんの一言がまた刺さります。

「昔の自分に戻るのではなく、新しい自分に生まれ変わる。」

この言葉が一番響きました。


私の心に引っかかっていた何かが、ストンと落ちます。

「戻るのではなく、変わる。」
懐かしい月は新しい月

最近私が自分のことで、ずっと悩んでいたものと重なり、その謎が解けたかの様に心が軽くなっていきました。
私は良かった自分に戻りたいと足掻いていました。
でも違いました。変わりたかったんだ。

そんなことを考えながらライブ終盤。
山口さんが「最近は運動ができるまで回復してきたよ!元気元気!」と言いながら、縄跳びを100回飛んだ後に、アイデンティティを皆んなで歌うという、ハイパフォーマンスを披露。

くたくたになりながらも皆んなで歌ったアイデンティティは最高でした!
写真OKとのことだったので、その時の画像は大切に携帯の待ち受けにしています。

サカナクションと出会えて本当に良かった。
沢山の力や感動をありがとうございました!

続きます!



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