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ヒプノをめぐる冒険3 ジェイムズ・ブレイドの論文は海を越え、その精神は後継者に宿る。

さて、ジェイムズ・ブレイドは

1860年に亡くなります。

そのままヒプノは廃れてしまうのか?

いえいえ、きっとジェイムズ・ブレイドの魂が

このままヒプノを衰退させてはいけない!という

思いがあったに違いありません!


ブレイドがなくなった、まさにその年、

1860年。 

パリで科学者の集まりで、

ジェイムズ・ブレイドの論文が読まれました。


その集まりの中に、リエボーというお医者さんがいたのです。

彼は、この論文にとても興味を覚え、

半信半疑ながらも、この論文に書かれていることを試してみるのです。

すると、なんと!!!


その論文に書かれているとおりの結果が得られたのです!!

治らないと思える病気を治癒させることが可能になったリエボーは

めちゃめちゃ興奮して、

この療法に夢中になっていきます。


ジェイムズ・ブレイドさんは

被験者を寝てるか起きているかの狭間のボーッとした状態にするために、

「凝視法」を使っていたのですが、
(一点集中法とも言います。
一点を義視し続けて、眠くならせるという手法です。)


リエボーはそれさえ必要なく、

言葉の誘導だけでイケる!

暗示だけでイケる!!!ということを発見します。



彼は言葉の誘導と暗示の力だけで、 

患者を治療することができました。



リエボーはその後、自分が発見したことを世間に知らせようと、

本を出版します。



しかし5年間に五冊しか売れませんでした。。。






その後、ナンシー大学の著名な医学教授が、このリエボーの噂を聞き、

「そんなインチキをやってるのか!」と不審に思い、

こいつのイカサマを暴いてやろうと思い、



不治の病にかかっている患者をリエボーのもとに送るのです。


心は「あなたのやってるその怪しい療法で、この患者が治せるわけない」という思いでした。



その著名な医学教授の名は、ベルネーム。(ベルちゃんと呼ぼう)




さぁ、リエボーどうなる!?


絶対絶命!?







本当に漫画のようなドラマのような展開ですが、





リエボーはその送り込まれた不治の病の患者を完治させてしまうのです!



すごいよね!



ベルちゃんは、これにめっちゃ感動!



オー 

グレイト! 

ワンダフル! 


ファンタスティック!!!!!!



ここから、リエボーとベルちゃんは一緒に仕事をし始めます。


ベルちゃんはナンシー大学の教授だったので、

このリエボーを大学に呼び、

2人で共同研究を始めたのです。


この2人が研究を始めたこれを、ヒプノの「ナンシー学派」と言います。


ここで、決定的に、

ヒプノシスが、

物理学的な現象ではなく、

心理学的現象であることが周知されていきます。



暗示の力の重要性を彼らは強調していきます。





ヒプノセラピーって

スピリチュアルだと思われたりしがちですが、


実はスピではありません。



こうして、医師や教授たちによって、

実験を繰り返しながら、進化してきた、

歴史のある手法です。



さて、ヒプノはその後どうなっていったでしょう。


まだまだお話しは続きますよ!


次回もお楽しみに!


潜在意識コーチの谷原です


ところで私は毎週土曜日、朝の8時半から
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