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「生活はアート」を読んで

「北欧、暮らしの道具店」を運営している、店長佐藤さんの著書を読みました。

暮らしの道具店とは、こちら。

そこで、「影響を受けた本」として、

紹介されていた、本も読んでみました。

読書が読書を呼ぶってありませんか?

本の中で、紹介されている本、また読むので、

読書が終わりません(笑)。

好きなんですね、きっと。読むのはべらぼうに遅いけど!


さて、紹介されていた本は、

「生活はアート」パトリス・ジュリアンさんの本です。


オシャレな暮らしの人は、オシャレな本を読むんやな〜!

生活はアートか、かっこいいこと言うな〜。ついていけるかな〜、

なんて思いながらも、Amazonでやたらに安かったので、購入してみました。

1996年出版の本です。30年近く前の本!

パトリスジュリアンさんって、全く知らなかったですけど、

フランス人で、日本に公務員の仕事で来日、

公務員を辞めて、東京でレストランをオープンされた経歴のようです。


著書の、序盤からとても惹かれる言葉が書かれていました。

・フランスではライフスタイルのことを、生活はアートと表現します。
 私たち暮らしのアーティストは、自分を楽しませる工夫さえすれば良いのです。

フランスでは、そうなん!!

著書のタイトル、生活はアートと、聞いて、

アートのように暮らそう、とか、丁寧に暮らそう、とか、そういう類のことが

書かれてるのかな〜と身構えていたのですが、そんなことはなく、

ライフスタイルのこと自体を、生活はアートと表現するなんて!

30年近く前の本に、カルチャーショックを受けましたよ。

アートとか、アーティストって、自分の暮らしには殆ど縁がないし、

日々の「生活」は、「アート」からとても遠いところにあるものだと

考えてました。

人は皆、暮らしのアーティストって、何て素敵な考え方だろう。

今日1日を、どんな1日にするのか、それは自分の工夫次第ってことなのね、

ふむふむ。


もう1つ、心に残った言葉。

それは私が苦手な、料理について。

パトリスさんは、料理が大好きで、こだわりも多くて、

レストランを出すほどの方。

私とはまたまた、対極にいる方なんだけど、

・調理を繰り返していると、家事と呼ばれるけど、料理は本当は創作活動。

と書かれていた。

なるほど〜!!!

そうか、私がしているのは家事なんだ。

だから、料理がいつまでも苦手で好きじゃないんだ。

日々の料理に少しずつでも「工夫」をしていくことで、創作活動として、

楽しむことも出来るかも??と思い改めてみました。

最近、辛い物が食べたくて、コチュジャンや七味を購入したんだけど、

それを餃子のタレとか、蕎麦とか、1人分のランチの時に試してみるのは、

楽しかったりする。

そういう、日々の暮らしに小さな楽しみを仕込んでおいて、

暮らしのアーティストとして、自分を楽しませる工夫をして暮らしたいな!


最後までお読みくださり有難うございます。
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