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自分へのヒントを見つけてみよう

さてご無沙汰しております、田圃さんです。
盆休みも開けましてクルマ屋さんのお仕事に忙殺されております。
この時期の各地でのモトジムカーナ練習会のツイートを拝見しておりますが、どのイベントでも盛況の様で、新たなプレイヤーの誕生もあるかとワクワクしてたりします。
勿論自分だとまだ大会に出る選手としては遠いかな、と思われたりもするかと。
まぁ本戦だとレーシングイベントですから敷居を跨ぐのは大変ですけど、ハマる楽しさが見つかったら全力で取り組んでみるのもいいと思います。
勿論自分の乗れる引き出しを増やす為にしっかり練習したい方々もいらっしゃいますよね。
そんな方々でも練習会へ行ってみて悩むと思うのが、「乗り方ってどうすんだ?」だと思います。
今日はそんなお話。



さて各地の練習会、タイムアタック主体(特に本戦前だと現役選手が多い)、基礎トレーニング主体(前に取材に行った長野練で行われるままんさん主催の練習会はそんな感じかなw)、などなどバリエーションは豊富にあるかと思います。
そんな時各地の大会に参戦されてる選手にお声が掛かる事があったり自ら勇気を出してお声掛けにいったりされるかと思います。
勿論本戦をターゲットにされてる方なら今乗ってるバイクと乗り手はタイムを出すにはどうするかですし、基礎練メインであればどうすれば本戦出てる選手に近づけるかになるかと思います。
特に同じバイクであれば目標であったり自分にとってのお師匠さんになられる事もあるかと。
そんな中でたとえばこんな動画。

このツイートの中でもお師匠、仰られてますが、8の字をやっている時にどんな差が出来ているでしょうか。
掘り下げて行ってみると、加速と減速の仕方が先ずは見て取れます。
同じ様にセパレートのR25とCBR250RRで走るタイムに差ができる、となるとまだまだ掘り下げてみたくなります。
ちなみに普通に考えたらバイクの作り込みの差、って素人目線で考えがちになるんですが、ここでの掘り下げポイントがあります。

1:先導のR25はパイロン侵入時に目標ポイントへ減速がしっかり終わり、小さい半径で楽に回り切れている。
2:1の状態から小さい半径になると自然にハンドルは倒れ込んで曲がって行き、先導のR25では身体が起きる事で小さい半径を維持。
3:脱出時の加速状態では先導のR25は次の目標ポイントへ向かって車体は真っ直ぐになっていて、次ターンへの予備姿勢へ入っている。

よく練習会講師の方が、「大きく入って小さく出る」ってのを実践トレーニングとして紹介する動画を出してますが、このトレーニングが先導のR25の走らせ方に活きていると考えるといいと思います。
最初自分がダンロップ杯を観戦に行った時、一番初めに気づいたのが、シード選手の走らせ方でホイールの回転がスポークが目で追いかけられるくらいスローに見えている事。
この状態がしっかり減速できて加速への移行がスムーズになっていると考えると何故こうなるのかって気になるワケです。
コースマーシャルでペナルティ判定をする様になって特に注目する様になったのが、スロットル、ブレーキの使い方。
しっかり減速できているってことはブレーキがコントロール出来ていて、加速状態の時は車体も乗り手も真っ直ぐになっていればリアタイヤに荷重が乗っているから多少振れようが速度が載せていける、勿論怖くない。
・・・・・やりすぎは気をつけてくださいねw
こんな感じでシードへ上がった選手は使える領域が拡がっていってるからタイムアタックでも速い、と自分は感じます。
ヒントになるネタを見つけたら穴が開くほど見てみると練習する時の自分のテーマに出来ると思います。
そこで悩んだ際は実力の高い方や仁王立ちしてそうな有力シード選手に「こんなとこで悩んでるんですが・・・・」と質問してみると最適解への近道が見えてくるかもしれません。
選手によってはタンデムライドで最適解の近道だったり、試乗してもらって現場で出来る改善、次回やってみるテーマへのアドバイスが貰えるかな?
結構練習会だと自分のバイクの仕様を感じてもらうのに乗せてくれる人もいらっしゃいます。
そこで貰ったヒントは走らせてみて自分のベストへ持っていければ優勝!!ですねw


さて長々とお送りしました、ヒントを見つけようの回、いかがでしたでしょうか。
自分の乗れる実力を上げていくうえで参考になりそうなトコを周りの走らせ方から拾ってみて栄養にしていければバイクと対話がもっと出来てきますし、今までの自分より走らせ方の引き出しも増えてきます。
自分はライテクの基本とかはあんまよくわかりませんが、見た事を言葉にするとかは好きなのでこうして分析したりしてます。
まぁシードでもなんでもないノービスの戯言ですので、どんな風にこの選手が走らせているのか、その時この辺を予測して動いてるのかを妄想したりするのは面白いもので、ご本人から「ここはこんな風に考えて走らせるんですよ」なんてのを聞いて更に目から鱗だったりと見えてくる事が楽しかったりします。
皆さんもどんどん血や肉にしていってみてください。

次回のネタ、ちょいと浮かんできました。
も少し考えてまた駄文をお送りできればと思います。

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