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【母の命日】と【親孝行】について

9月は母の命月。

たまたまこの記事を読んで頂いた方が、
親孝行の機会を得る事ができれば、
と思い記します。

親の誕生日や母父の日などに、
「脳ドック」をプレゼントするのはどうでしょうか。

というのが、
私の母はくも膜下出血で突然この世を去りました。

そして悔やむことにその前兆はあったのです。

「激片頭痛(寝込む時も)」
が日常生活の中で定期的にあり、
更にくも膜下出血前夜は、
「激片頭痛」のほかに、
「まっすぐ歩けない」という症状が出ておりました。

今の私の知識が当時あれば、
防げた可能性が大いに高かった症状でした。
タイムマシンがあれば、と何度思った事か。

当時私は高2で、
母が倒れる前の2週間のうちに、
■母の憎き父(私の祖父)が亡くなる
その1週間後に
■母の最愛の母(私の祖母)が亡くなる
という目まぐるしい状況下にあり、
反抗期真っ只中の自分でも心配になるほど、
母の精神にダメージが蓄積されていることが分かるほどでした。

その為いつも以上の疲れがあり、
「まっすぐ歩けない」というのもそれが原因かと思い、
翌日に医者に診てらもう、
という判断をしてしまいました。

この時、
既に脳内での出血は始まっていたのかと思います。
症状が出た時に「今すぐに」医者に診て貰えれば、
母は命を取り留めていた可能性は高いと思います。

もしあなたの親(特に母親)が、
・特に40代以上
・片頭痛持ち
・精神的負担が多い
に該当する場合、
一度脳ドックにかかって頂くことを強くおすすめします。

出血のもとになる脳内のコブは、
「片頭痛」が発生しているときに、
少しずつ少しずつ大きく成長し、
いずれ限界を迎えた際に破裂するのです。
私の母は大きなストレスが破裂の引き金となりました。

「まっすぐ歩けない」なんて症状が出た場合、
その場ですぐに救急車を呼んでください。

1人でも同様の悲しい思いをする人が減るよう、
ここに記します。

余談になりますが、
いつも家族の為に夕食を作ってくれていた母は、
倒れる前日に片頭痛で寝込んでおり、
珍しく「夕食は弁当にしよう」と、
私にお金を渡しました。
その際私は「えーめんどくさいなぁ」と返してしまいました。
母は「ひどい子ね」と一言返しました。

母が亡くなったあと、
私は後悔しました。この後悔は一生消える事はないでしょう。

私は
「親への孝行なんて恥ずかしい。」
「親へ感謝の気持ちを伝えるなんてカッコ悪い」
なんて思ってしまう人間です。
一言、母への感謝を伝えたかったなと、
可愛い可愛い2歳児を育てている今、心から思います。

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