部分から全部になるための「わかる」

占星術講座を受けている人が、「占星術は、わかった!と思っても、別の時にはわからなくなったりする。」と言っていました。これは大事なことです。

肉体感覚や物質的現実を頼りに生きているところに、占星術のような象徴解釈を必要とする意味や生命力の世界が入ってくると、こんな感じで「わかった」と「わからない」を行ったり来たりします。象徴解釈は過去に依存せず、学んだことは知っていることにはならず、原因と結果という物質的秩序に基づいてはいません。「わかった」と「わからない」を行ったり来たりしているうちに、意味や生命力の世界である、エーテル体の方に主体が移っていきます。主体がエーテル体に移ると、物質的現実や身体性について「わからない」になるのかといえば、当たり前ですがそんなことはなく、すべてにおいて「わかる」になります。部分から全体へです。

差し込まれるような「わかった」を体験していくことは、惑星意識に全惑星意識を垣間見るようなもので、つまり「わかった」によって全惑星意識に向かうということです。

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