見えないのは別のものを見ているから

以前の夢で、上から滴り落ちる青色が、下に広がる池を少しずつ染めていく様子を見ていて、その静かな美しさを一緒にいた男性と共有していると、隣にいる女の子には見えていないようで、見えていることの方がおかしなことで、だけど見えていないとも言えない、というような様子で困っているので、私は「見えないということは別のものを見ているということに過ぎないから、見えているものを言っていいんだよ。」と話していました。

この夢を見ているとき、見るというのは、同時に何層も重なるように見ているもので、ある層に同期しているから、そこしか見えないような気がしますが、目をつむり思い出すと、また違う層が見えたりするもので、実は見えていないということはない、そして夢も同じように解釈されるものだな、と考えていました。

夢を覚えていないというのは、夢を見ておらず物質的現実を見ているということです。

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