見出し画像

5月号-2|連休の創作合宿の記録

メンバーシップ「青紗の本づくり」は、個人で本を作る制作過程の共有、創作活動を広げていくための私の考えなどをお届けします。

5月号では下記テーマの記事がご覧いただけます。

5/1(水) 5月号-1|先月の振り返り&今月の目標
5/10(金) 5月号-2|連休の創作合宿の記録
5/20(月) 5月号-3|現時点での「目次」をご紹介
5/27(月) 5月号-4|文学フリマ東京38に行ってきた話

※毎月1日、10日、20日に記事を公開予定。本数が増える場合は都度調整をします。

今月は4本記事が公開予定です。5月号-2では「連休の創作合宿の記録」をお届けします。

◆連休に創作合宿をしました

GW後半の4日間に創作合宿を行いました!ちなみに「合宿」と言っていますが、どこかに宿泊するわけではありません。「合宿」とつけたら気分が上がるためそう呼んでいるだけで、基本的に自宅で集中して執筆をする日です。

私は創作活動をしたいときや、読書をたっぷりとしたいとき、定期的に「〇〇合宿」としてこもることが多いです。今回は現在制作中の本の原稿を進めたく開催しました。どのような様子だったのかご紹介します。

◆初日:これがないと始まらないよね

さて、創作合宿の開催にあたり、まず何が大切でしょうか。

すぐに執筆作業に入ること?
スケジュールをきちんと立てること?
集中しやすい環境作り?
あ!熱い気持ちかな?

いいえ。糖分の準備です。

老舗洋菓子店「タカセ 池袋本店」で購入したお菓子

創作合宿において私がまず大切だと思うもの。

それは甘いものです。

文章を書いているととても疲れます。私の場合、疲れたときに甘いものが食べたくなることが多く、糖分がないと書き続けるのが難しい……!おやつと紅茶やコーヒーを楽しむ時間があると癒しになり、「次ここまで書いたらあれを食べよう」と楽しみが増えて執筆が捗るんです。自分にとって「これがあれば嬉しい」と思える何か(食べ物、ドリンク、香りなど)を用意しておくとより作業が頑張れると思います。

今回は以前池袋に行ったときに購入していた、「タカセ」の焼き菓子と、アイスをたくさん準備しました。ご褒美としてハーゲンダッツを多めに仕入れてみましたよ。奮発。

糖分が準備できたら、いよいよ執筆?

こちらは以前いただいた、一保堂茶舗のお茶セット

いいえ、まだです。

続いてはお茶の在庫を確認します。

私は家でいろいろなドリンクが楽しめるように、普段から紅茶の茶葉、チャイ、ハーブティー、コーヒーの粉、牛乳、日本茶、炭酸水、ロック氷などを揃えています。執筆中はドリンクが欠かせないので、足りないものがないか飲み物の在庫チェックも欠かせません。今回は牛乳が足りなさそうだったので、牛乳だけ追加しました。

紅茶がコーヒーのドリップバッグのよう!

おやつと飲み物が準備できたらスケジュールを立てたり、机周りを片付けたりします。初日は主に在庫確認とスケジュールを立てて目標を明確にする、環境を整えるなどが私の合宿ルーティンです。

今回の合宿では、4日間のうちに「4本分の原稿を書く」を目標に掲げていました。4本は書かないと間に合わないので、ここは絶対にクリアしたいところ!初日は新規で書く原稿の構成を考えたり、今まで書いたものを修正したりして終了しました。

◆2日目:奇跡が起きる

合宿2日目は終日家にこもって書く日だったので、ゴリゴリ進めていきました。しかし、1本目が納得のいくものがうまく書けず、やっと終わったときにはすでに夕方……(約3000字)

え???もう夕方?誰か嘘だと言ってくれ。

アイス休憩をとりながらここで一瞬絶望します。

「あら?4本無理かもしれない?」

1本目で思ったよりも時間がかかってしまったので、目標の残り3本が書き終えられるのか不安になりました。しかも2本目の結末はまだ決まっていない状態。伝えたいことは決まっていますが、どうまとめたらいいのか迷っていたんです。

「書き終えられるのか」

アイスを食べながら白い壁を見つめます。

すぐにはまとまらないかもしれない。ちょっと弱気になっていましたが、とりあえず冒頭を書いてみよう、と思い書いてみたら、なんと書きたいことがどんどん出てきて、あっというまに書けてしまったんです……!

しかも1時間ちょっとで書けてしまったという奇跡(約1700字)1本目はなぜそんなにも時間がかかってしまったのか不思議なくらい。書けるときは書けるのか……。創作ってこういうところがあるよね、と思いました。

2本目が思いのほか早く終わったので、このまま3本目も書こうと紅茶を淹れ直して机に向かいます。2本目が書けて調子が良いのか、3本目もわりとスムーズに執筆ができました(約2600字)。なんと2日目で3本原稿が書けてノルマ達成が見えてきました。

とりあえず一行書くって大事だなあ。

「ちゃんと書きたい」と思えば思うほど、身構えてしまって書くまでのハードルが高く感じてしまいます。しかしいざ書いてみれば「もっと早く書けばよかった」と思うほど、言葉やこだわりたい部分が出てくるもの。何事もまずはパソコンを立ち上げてテキストを開くのだ……!と改めて思いました。

ここまでくると無敵状態。3本目を書き終えた後、メンバーシップ用の日記も執筆。2日目はたくさん書いた1日でした。

◆3日目:疲労困憊

前日頑張りすぎたか。完全に昨日の疲れが取れていない状態からのおはよう。腕が若干痛かったです。私は毎日何かしら書いていて、昨日書いた文字数を1日で書くこともありますが、それよりも疲れている印象でした(笑)楽しいけれど、ガッと集中していたからかなあ。アドレナリン全開で最後に日記を書き進めたり推敲したりしたのが仇となったか。

せっかくのGWなので1日くらいは連休っぽいことをしたいと思い(気分転換も兼ねて)3日目は午前〜昼まで外出。夏みたいに暑かったです。

帰宅後、休憩してから執筆をスタート。今日は以前noteで書いたものを加筆・修正します。とはいえ文章が甘くて構成は一緒ですが、頭から書き直して無事に完成!(約3700字)終了してからメンバーシップの日記を執筆&推敲して更新しました。

◆4日目:ノルマ達成しました

昨日の段階で4本分の原稿を書く目標を無事にクリアできました。ひとまず安心しました。

クリアしたもののまだ進めたかったので、この日も1本執筆(約2000字)。結局創作合宿では、合計5本分の原稿を進めることができました!

いやあ、よかった〜お疲れさま私!

タカセのクッキー、カラフルでかわいい

ここからはメンバーシップ限定で、創作合宿を経て私が感じたことをご紹介します。

(本作り少しずつ進んでいます。完成をお楽しみに!)

◆創作合宿を経て感じたこと

ここから先は

1,506字

スタンダードプラン

¥500 / 月
このメンバーシップの詳細

最後まで読んでいただきありがとうございます!短編小説、エッセイを主に書いています。また遊びにきてください♪