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バーチャルで知るむかしばなし

昨日の雨空☂️から、今日はだいぶ晴れ☀️に
五月というと、五月晴れともいうし、五月雨ともいうし、晴れも雨も目まぐるしく変わるのがこの時期なんでしょうね。

こんな季節のことを書いたのは、ヴァーチャル世界は季節を保存しておけるよねって思ったこと。

きっかけは、昨日VRChatで連れて行ってもらった遠野物語を紹介するサイトなんですが、ここ、柳田國男の世界観?!満載で郷愁を誘う場所でした。私は、都会よりは田舎寄りのところで子供時代を過ごしていたので、半分はこういう昔の日本的なものに触れて育ってきた方。だから、こういう場所の感覚に強く惹かれるんですね🌕

その場所は、日本の夏の夕暮れ。ひぐらしが鳴く中、里の辺に降り立つところから始まります📕

遠野物語読もうかな~

ちょうど、収穫が終わってばかりの頃でしょうか畑には藁が積まれています。

火の見櫓の上から里を一望したり、坂を登って上の方にある古民家を目指していきます。その屋根からは今まさに、かまどから煙が登ってきそうです🫕

櫓の上から

民家にも薄暗いところが昔はいっぱいあって、そこには物の怪が居たのかもしれません。

川には河童が出るのでしょう。村里から離れたところでは化かされたりしたのでしょう。場合によっては連れて行かれてしまうことも。

特に妖怪が出てくるわけではないけれど、妖怪の説明がいたるところにあって、遠野物語を体感できるいいワールドでした🥹

ここ巡っていて思ったのは、昔の人の創造力っておもしろいな〜って。人間に理解できない不可解なことは全て物の怪や神の仕業。その一つ一つの妖怪にはきちんと物語があって、人ときちんと共存している。中にはどうしようもないくらい怖いものや悲しいこともあったりするんだけど、それを変えようとするのではなくて受け入れる包容力も感じます。なんか、温かみがあるんですよね🥰

一方で、現代は不可解なことは全て理論を突き詰めて解決していってしまおうとする時代。いろんな物語でもテーマになってくるけれど、大体のことはネットで調べることができてしまって(人魂が起きる仕組みだって科学的に理論立てて書かれている)いるかも知れない妖怪たちの住処がどんどん追いやられてる。もうほとんど見ることは都会ではないよね。実は、今のまちなかで一番怖いのは人間だったなんてこともね💦

最初見つけられなかったザシキワラシ

そんなことを、理論を突き詰めていったうえで構成されているヴァーチャル世界のいちワールドへ行って思っちゃうんだから面白いよな〜って

これは、違法かもしれないし、公共なので問題ないのかもしれないし、制作者が許可取っているかもしれないんだけど(なので、写真は掲載しないけど)イギリスの博物館の展示までそのまま再現されたファンサイトがあったんです。展示がそのままということはヴァーチャル世界で、その博物館に行って中を見るのとほぼ同じ体験ができるということ。(ただ、入場料を本来は取るだろうし、博物館のファンサイトは他にもあるけど、権利の関係で展示までは同じにしていない)それができるところまでは来ているってことですよね👀

エデュケーショントリップとか、リカレント教育とか、体験による学びが市民権を得始めている今なので、ヴァーチャル世界を活用してそういう体験ができるようになっていくのは、人々に大きな機会を与えることになるんだとは思う。一方で上記の通り権利関係はあるのと、あくまでヴァーチャルなので、フィジカルと比べれば差は出るけど、そこは、課金をするとか提供方法を工夫することで、乗り越えられるんじゃないかな〜

そういえば、フレンドの銀茶んが以前バイク好きのためのワールドというのとを作っていて、バイクをそこまで知らない人でもバイクを知れるのはいいなぁって思ったのを思い出したし、昨日は等の物語の前に日産のファンワールドに行ってた。こういう追体験ができるのはよきだよね〜♡

なんてね、そんなことを昨日の遠野物語のワールドを巡っていて思っていました。

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