訪日客、来日前に私達が心配していること~ツアーアイテナリー(日程表)〜
訪日観光客である彼らは来日前に
誰でも見られるSNS上で
外国人同士で日本旅行に関する情報収集を
しています。
その中で面白いな、なるほど!と思うものを
ピックアップしてご紹介したいと思います😊
このツアーアイテナリーどう思う?
訪日を考えている外国人から最も多い質問です。
アイテナリーとは、ツアー日程やスケジュールの事で
海外や業界では一般的に使われますが、
日本ではあまり馴染みのない言葉かもしれません。
英語ではitineraryで発音はアイテネラリーですが
日本だとアイテナリーがよく使われます。
おおよそ10日間から14日間、長い人だと1ヶ月の
旅行日程を個人旅行で来る方達は、自分で調べて
スケジュールを作っています。
様々な情報を集めて、自分に合った最適解を
求めるのは、本当に大変ですし、不安でしょう。
誰かの意見を聞きたくなる気持ちも理解できますし、
質問が多いのも納得します。
びっしりスケジュールを書いて、計画を
立てている方が多く、東京から始まって、
富士山・箱根、関西・広島・福岡
北海道にも足を延ばされる方もおられます。
みんなのコメントは?
親切に丁寧に回答されている方の何と多いことか。
「2日目と3日目を入れ替えた方が良さそう」
「京都は1日だと無理かな。2、3日必要だよ」
「祝日にテーマパークは無謀だよ」
行きたいと思った観光地を全部詰め込んだのか、
地理的な情報が全く入っていないのか、
稀にひどいアイテナリーもありますね。
いずれにしても、少し余裕を持たせることを
おすすめします。
曖昧すぎる質問には質問で
よくこんな質問をされてしまって困る時があります。
「日本は何を見るべき?」「買うべき?」
「食べるべき?」
大雑把な質問には、大雑把な回答を!
「富士山」「伝統的なもの」「寿司とラーメン」
実際は、こんな意地悪な事はしませんが、
逆質問する事で相手の嗜好が深くわかります。
1,「予算は?」
「この街でのおすすめはどのホテル?
どのレストラン?」
という質問にはこの逆質問が効果的です。
おおよその予算は?1万円?5万円?10万円?
これによって、提案が全く異なります。
違う聞き方だと「Casual or Luxury ?」
2,「誰と?」
「この街のおすすめ観光地はどこ?」には
この逆質問が効果的です。
ファミリー?カップル?お友達?
誰と一緒に行くかでコンセプトが変わるからです。
特に幼児や高齢者がいる場合は雰囲気や
階段の有無など環境の配慮が必要です。
違う聞き方だと目的を聞くと分かりやすいです
「Relax? Active?」
「Historical? Nature? Shopping?」
これで随分と提案が絞り込まれますし、
相手の希望・要望・イメージに近づくでしょう。
質問する方も答える方も安心です。
アイテナリーを作る上で大切なこと
絶対行きたい場所・したい事をスケジュールの
できるだけ最初の方に入れておくこと。
あとのお楽しみ!と取っておくと
天候や体調などで行けなくなることもあります。
そして必ず行ける様にしっかり調べてください。
例えば博物館なら休館日は?
営業時間は?事前予約は必要か?など
最近はネットでも載っていますが、コロナ前の
情報のままの場合もあります。更新日を確認して、
よりリアルな情報は電話やメールをして、
確実にConfirmしてもらってください。
そこがしっかり確保できてから、
肉付けをしていくというイメージです。
パッケージツアーの完成度
パッケージツアーは本当に便利だと実感します。
見るべきところがまとまっており、効率的です。
至れり尽くせり感謝します。
デメリットはお土産物屋で時間を潰す必要がある汗
あまり記憶に残らない・・・嗚呼
是非うまく活用して欲しいです。
最後に
本当は住む様に旅したい。
1日ぶらぶらするなんて、最も贅沢です。
でも完璧にスケジュールをこなすのも楽しい。
そうは言っても、何年も後になって鮮明に
思い出すのはハプニングだったりする。
でも旅行に正解なんてありません。
生きて帰ればそれが正解だと思います。
駅前で迷っている訪日観光客の皆さん
その迷う時間もアイテナリーに入れていますか?
さて今日はこの辺で。See you next time!
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