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世界はまだまだ面白い!#92 お一人様

高齢者の今年の孤独死が、推計6.8万人になるというニュースが話題になっています。度々、「少子高齢化」と申し上げていますが、高齢者の「お一人様」が増加、「長生きのリスク」もあり、高齢者の孤独死が、急激に増えています。ただ、ニュースにはなっても、どうするのかという具体的な話には、残念ながら、いつもならないので、当面は、自分で何とかしなきゃならんという事になるでしょう。

日本は、北欧やオランダの様に「高負担・高福祉」というやり方ではないので、高齢者対策の財源は自ずと限られてきます。平均的に、サラリーマンだった高齢者は、月に14万円の年金、世帯平均1,500万円の貯蓄で、65歳以降ずっと生活していかねばなりません(出来ますか?ではなく、やらねばならりません)。どちらかが先に亡くなって「お一人様」になるとますます困窮を極めます。しかも、高齢者は、深刻な人手不足といわれながらも、社会進出の道は閉ざされています。雇用延長の年齢は過ぎていますから。「高齢者予備軍」の現役世代の方々も近い将来、自分が主役(高齢者)になって初めて現実に直面します(わかっていたのに)。

では、どうすれば良いのでしょうか?当面、自分の身は自分で守るという事に尽きるでしょう。健康に留意して、社会から「臭いものには蓋をして」的な扱いを受けようとも、あきらめずに、何らかの社会との関りを持ち続けて、就活にトライし続けることです。私も、高齢者で、就活中ですが、毎回瞬殺されています。でも、映画「ターミネーター」のT-800型のように、いつも立ち上がっています。自分がターミネートするまで(笑)

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