詐欺師ウォッチャーがゆく

好きじゃないけど気になって仕方がありません。私は詐欺師ウォッチャーをやっております。その不可思議な行動パターンは目が離せません。

用語解説【詐欺師＝とある歯科医師】
矯正治療の初回カウンセリングを申し込んだ際に、提携歯科医院に呼び出されましたが、実際には対面カウンセリングではなく、リモートカウンセリングでした。対面と思わせて、リモートであることはその時が来るまで伏せられていました。主訴も聞かれず、本来のカウンセリングとはほど遠い内容で、時間の無駄になってしまいました。ゆえに、私は詐欺師と呼ばせていただいております。なお、インビザラインのランクは「ブラックダイヤモンド」で、これより症例数が多いランクはブルーとレッドがありますが、詐欺師のウェブサイトの説明には、ブラックダイヤモンドを頂点とするイラストが描かれています。

【予期せぬ退職】

3月某日、私は提携医院でカウンセリングを受けました。その医院は詐欺師が勤める法人の系列でした。しかし、後日クチコミサイトを見ていると、4月に詐欺師が勤務先の法人を退職したことを知りました。予約がなかなか取れなかったために受付を問い詰めたところ、退職していたと告げられたそうです。しかし、退職した時点で患者に連絡するべきであり、しつこく問い詰めてようやく退職した事実を患者に伝えるのは誠実の欠片もありません。詐欺師の勤務していた歯科医院では、勤務医を急募していましたが、これは予定された退職ではなく、急な退職であることを物語っています。通常なら退職直前に新患を獲得するために広告を打ち、カウンセリングを行わないはずです。いくら詐欺師であっても、一定の常識を持っているはずです。
　退職は予定外だったのか、それとも不慮の事故や病気などにより診療ができなくなったのかは分かりませんが、詐欺師の安否が心配でした。そして、詐欺師が勤務していた法人のウェブサイトから彼の在籍の痕跡が消されていたことも気になりました。詐欺師が医院名で更新していたSNSの投稿も削除されていました。インビザ紹介ページは大幅にリニューアルされ、インプラント専門の理事長の写真が掲載されていました。しかも、ブラックダイヤモンドのままです。これは、詐欺師の名前で集めた症例数で得たブラックダイヤモンドではないかと思われます。詐欺師の存在履歴を徹底的に消し去るということは、何かしらの事情があったかもしれません。

【復活】

しばらく時間が経つと、再びSNSで詐欺師の広告が流れてきました。今度は東京駅前のクリニックを借りてインビザ治療を行う内容でした。彼の東京進出に驚きました。矯正歯科医はフリーランスのような働き方もできるようです。
その後、再びSNSで詐欺師の広告が現れました。今度は以前勤務していた隣の市で開業すること判明しました。この歯科医院のウェブサイトを見ると、【マウスピース矯正】と【セラミック矯正】という2つの治療方法を提供しているようです。

※セラミック矯正＝歯を動かす矯正ではありません。歯を削ってかぶせもの（補綴）で歯をきれいに整える治療法の俗称です。セラミッククラウンを被せるためにセラミック矯正と呼ばれていますが、この治療を受けて後悔する人が多いです。

　私の知る限り、矯正専門医は歯を削ることなく、虫歯などで歯を失わないように、歯を動かす矯正に力を入れています。矯正専門医は一般的にセラミック矯正に否定的または消極的な傾向があります。つまり、セラミック矯正を推奨している矯正医は存在しないと言っても過言ではありません。したがって、詐欺師がマウスピース矯正とセラミック矯正の両方を勧めているのは信じられません。車の運転に例えると、ブレーキとアクセルを同時に踏んでいるようなものです。
　詐欺師の症例はチェックしましたが、インビザライン矯正の症例だけであり、セラミック矯正の症例は見たことがありません。経験としてはそれほど多くないと思われます。また、セラミック矯正も歯科医師の技術によって結果が大きく異なります。熟練した歯科医師のもとで行わないと予後が悪くなることもあります。腕の良い歯科医師でも、歯を多く削る必要があるため、私自身はこの治療を受けたくありませんが…。
　そして相変わらず経歴詐称が続いています。些細なことかもしれませんが、『○○市で院長』という○○市が隣の町であるため、事実ではありません。その町の名前は知名度が低いかもしれませんが、嘘はいけません。

【まとめ】

ここまで書いておいて、詐欺師を非難しているつもりはありません。人それぞれですので、詐欺師と相性が良い人もいるかもしれません。カウンセリングを受けると、彼の人間性がわかるでしょう。まずは試してみてください。騙されないと思いますが、相手は詐欺師ですので、十分に注意してください。詳細を知りたい方は、Twitterでご連絡くださいね💕