B.O.L.T「The LAST」

B.O.L.TのLAST LIVE「The LAST」が終わり、1日が過ぎました。
内藤るなさんが言った様に「楽しさが悲しさに勝る」LIVEだったのですが、1日が経ってなんとも言えない喪失感が強くなって来ました。
私は、本当にB.O.L.Tが好きだったんだなと改めて思います。

B.O.L.Tとの出会いは、結成日となる2019年7月15日。ももクロも所属する「EVIL LINE RECORDS」フェスの配信を見たことに始まります。
ロッカジャポニカが解散し、この日新グループの立ち上げとなったわけですが、当初は高井千帆さん、内藤るなさんに平瀬美里さんのロジャポの残り3人の参加が発表されており、当日になって白浜あやさん青山菜花さんの加入が発表されての出演でしが、年齢差が大きい異質なグループだなとの印象を持っただけでした。
この時期、私はももクロ一筋を貫いていましたので、正直あまり興味を湧きませんでした。
でもなぜかロジャポの「ワールドピース」「教歌SHOCK!」のCD持ってるんです。なんでかよく覚えてないのですが・・・
初めてLIVEを見たのはその年の暮れの横浜アリーナ「ももいろ歌合戦」の本公演前の「年の瀬芸能ショー」という前座的扱いでの出演の時でした。
11月に平瀬さんが脱退し、この日は青山さんも欠席しており、同様に出演していたアップアップガールズ(2)カミングフレーバーとの差は歴然で、前途多難だなと思っただけで、印象にもあまり残りませんでした。

2020年になり、1月19日横浜アリーナで「第1回スタプラフェス」が開催されました。私は、ただ単にももクロ目当てで参戦したのですが、このフェスのメインの企画は妹グループの中から一人のシンデレラを選ぶ事であり、誰かに1票を投じなければなりませんでした。
私はその時、単にビジュアルだけで、高井千帆さんに入れることを決めていたのですが、その時のオープニングアクトでのB.O.L.TのLIVEの中で、高井さんが小学生二人を母性溢れる眼差しで見ていたのがとても印象に残っています。そんな事もあり、B.O.L.Tというグループに興味を持ち始めていました。
2月になり、新型コロナウイルスが感染拡大により、ももクロのLIVE活動が停滞する中、B.O.L.Tが、私の住まいの近隣である柏市のライブハウスで催されるアイドルフェスに出ることを知りました。
吉田尚記アナの「推しは増やすもの」という言葉に感化された事もあり、2月23日柏PALOOZA「FUMI FES」に参戦することを決めました。
共演はアップアップガールズ(2)九州女子翼。結成から1年も経たず、持ち曲も4曲しかなく、今となれば懐かしい「SREEPY BUSTERS」2連で時間を埋めて頑張っていましたが、実力的に他2組に劣っていたのは事実です、けれど、私はライブハウスで体感するB.O.L.Tのバンドサウンド曲は、私の好みに合致していて心に響きました。
そして、50過ぎのオヤジが、良いのかとは思いましたが、初めて特典会なるものに参加しました。
その時のことは前に書きましたが、高井さんとの会話がきっかけになり、この日からB.O.L.Tを追うことを決意したのでした。

そして、コロナ禍の中、アルバム「POP」が発売されました。
これが実に良いアルバムで、私の好みピッタリ、無限のごとくループしましたし、同時にゆるゆるなYouTube配信も欠かさず見る様になり、完全にB.O.L.Tにはまった状態になりました。
10月17日には初ワンマンがZeppTokyoで開催され、コロナ状況下ではありましたが、しっかりとした熱量を持ったLIVEでB.O.L.Tの前途は明るくなって来たと思った中、高井さんが手術治療のため休養するとのこと。若干の不安が漂いましたが、順調な回復振りで、思ったより早く復帰したので安心しました。なにより、この事により、高井さんと内藤さんの絆が深まった印象を持ち、良いグループになって行く兆しを感じました。

その後、B.O.L.Tを追い、ワンマンは言うに及ばず、多くのアイドルフェスに参戦するに至り、ばってん少女隊の「OiSa」に衝撃を受けたり、まなみのりさ二丁目の魁カミングアウトTask have Funなどのスタプラ以外のアイドルの良さも知ることができ、元々いわゆるアイドル曲には興味が持てなかった私にもハマれるアイドルがあることも知りました。
B.O.L.Tの特典会も全員に参加するようになり、美人だけれどとても親しみやすい高井さんは毎回話していつも楽しく推しは変わらなかったのですが、白浜さんの天真爛漫さ、青山さんの実直な可愛さ、そして内藤さんの察する能力の高さと「わかってる」感。4人からアイドルの力の凄さを感じました。次第に、もちろん箱推し前提ですけど、徐々に「るんちぃ」推しになって行きました。
そして、B.O.L.Tファンの皆さんのマナーの良さも素晴らしかった。私はちょっと好きになりかけたアイドルのファンのマナーの悪さで引いてしまった事が何度もあったので、B.O.L.Tの現場はとても居心地が良かったし、心底楽しめる居場所になりました。
昨年は、できる限りワンマンもフェスもリリイベにも参加しました。中でも私が今まで参戦した全てのLIVEの中でも五指に入るほど、楽しかった「Rock the B.O.L.T」もありました。そしてついには、ももクロのファンイベ2日目を捨てて高井さんの生誕祭に参戦する程の熱量になり、いつのまにかB.O.L.Tが最推しになっていました。

そんな中での解散。
今年に入り、HPでの日程の発表が停滞していたので、何かあるなとは思っていましたが、「まさか」でした。
何かあるとすれば、「あやなの」が受験期に入る来年かなと思ってはいましたが今年は予想できませんでした。
けれど、すぐに高井さんの決断を尊重し将来を応援したいと思いましたし、3人のこれからも全力で応援したいとも思いました。衝撃から立ち直るのは意外に早かったと思います。
事実、表明後にのLIVEにも特典会にもフェスなのが良かったのかも知れませんが、ほぼ自然体で参戦出来ていました。

そして4月1日には、まなみのりさの「LAST」に参戦し、素晴らしい解散LIVEを体感し、ついに迎えた4月15日。思ったより平常心で参戦することが出来ました。

LIVEは本当に素晴らしく楽しかった!全曲披露によって我々に対する気持ちを思いっきり伝えてくれました。全曲やるのはとても大変だっただろうけれど、フルコーラスのメドレーなど、この日だけのオケを使う素晴らしさはスタッフ皆さんの熱量の高さも感じました。私は「全曲」が推し曲なのですけど、しばらくLIVEで聞けなかった曲もあり、楽曲面では絶対に不満のないLIVEで、メンバーの全身全霊を傾けたパフォーマンスに、こんなにファン想いのグループは無いんじゃないかと思いました。心底楽しかった。
まなみのりさのLASTは、やり遂げ結実した完璧なLASTでしたが、B.O.L.TのLASTは疾走してぶち上がった、正にROCKなLASTでした。格好良かった!

B.O.L.Tは私にアイドル界の楽しさ凄さを教えてくれて、世界を広げてくれたグループで、本当に楽しく推し活ができました。本当に感謝しかありません。
これからは、新しい道を歩んでゆく4人を出来るかぎり応援して行きたいと思いますが、
特に内藤るなさんを気にしています。
高井さんも言っていましたが、いつも高井さんを立てて、B.O.L.Tを立てて来た内藤さん。
B.O.L.Tをまたロジャポも背負って行く覚悟をしている感じが最後の挨拶でありましたが、これからは、本当に好きなことをやって欲しい。自由に活動する内藤さんは絶対に魅力的だと思いますから。
個人的には、内藤さんに特典会の時にずっと聞けていないことがあり、それを早く解決したい思いがありますので、再会をお待ちしております。

それにしても、B.O.L.T解散によってポッカリ開いた心の穴をなんで埋めれば良いか、今後思案していかなければ。今はあまり考えられませんけど、寂しさから立ち直る方法は新しい推しをつくるしかない。今推してる、ももクロは既に日常ですし、ばってん少女隊のために福岡遠征を考えるか・・・
とにかく通常のアイドル曲が刺さらない体質なので難しいです。

最後に一つ妄想。
LASTはFAINALでは無く、解散は引退ではありません。
何時の日か「○○ROCK FES,でB.O.L.Tバックバンド付きで一日限りの復活」
暴上がりだ!!!!

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