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今週の日記#59

サイゼリヤの品質と量が下がっている、みたいなツイートを見かけて、そんなことないと思うけどな〜と思ったんだけど、どうやらその比較対象は何年も前の話らしかった。地元にサイゼリヤが無いから、人生のうち都会に進出したここ数年しかサイゼリヤに行ったことがなく、私のサイゼリヤ歴は浅いと言える。そのツイート主が言う『品質の良く量の多いサイゼリヤ』に出会うことができなかった。いつか食べたいな、品質のよく量の多いサイゼリヤのメニュー。

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漢方薬を飲んだら味覚が限界突破した。

10年ほど前から患っている持病がちっとも治る見込みがなく、また低気圧による不調が激しいため、漢方に頼ることにした。私はカタカナの言葉を覚えるのがちょっぴり苦手なので、カタカナばかりの薬名より、漢字がぎっしり詰まった漢方名のほうが馴染みが良くて好きだ。
漢方を出してくれる病院に行った。診察をし、足のツボを三箇所押される。激痛!! いたたた痛いです!! と声をあげてしまった。ここが痛い人は足が冷えているとのことで、この冷えが全身に巡って不調を引き起こすというメカニズムらしい。
体の末端を温めてくれる漢方と、低気圧時に体の水分を調整してくれる漢方を処方してもらった。粉の薬を飲むのは大の苦手だが、家にオブラートが常備してあるのでそれで飲もうと思い、帰宅した。

夜。就寝前の薬だったので、22時ごろ薬を取り出した。オブラートの箱を開ける。ふと目にした側面には、去年の日付が記載されていた。久々に取り出したために、消費期限が切れている!! 薬局の閉店時間は20時。詰んだ。粉をそのまま飲むしかない。覚悟を決めて、家族のアドバイスどおり少量の水を口に含んだ状態で、粉薬をサラサラと口に流し込む。

苦、辛、苦辛苦辛苦辛苦苦苦〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!

「苦味と辛味のあるお薬です」という薬剤師さんの言葉が脳内を駆け巡る。苦味のほうが強いかも。おげげげげ、と吐き出しそうになりながらなんとか飲み込む。やり切った感、半端ない。もう心なしか体がぽかぽかしてきた気がする。
口直しにチョコレートを食べた。残った苦味とチョコの甘味があんまり合わなくて変な感じなので、高カカオチョコとかのほうが良かったかも。

すっかり口直しが終わった私はほっとしていた。このときはまだ気づいていなかった。奥歯に挟まった、粉薬の残党に……。

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最近のオブラートってアイデアが凄い。
まず、オブラートそのものが円錐状?のような形になっていて、粉薬を包みやすくなっている。さらに、ケースの一番上に入っている「オブラート」と商品名の書かれた厚紙が、なんとオブラートに薬を包むときのスタンドになっている。
こんなの、グッドデザイン賞とっちゃっていいんじゃないの? 調べたけれど、オブラートのグッドデザイン賞受賞歴はないらしい。意匠権登録とかせずに、どんなメーカーのオブラートでも薬を包みやすい工夫ができるような仕組みになっているのだろうか。そんなの、優しさに〜包まれたなら~♪じゃん。オブラートだけに。

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勉強机のデスクマットを買い替えた。
実家暮らしなので、小学一年生のときに買ってもらった勉強机をいまだに使っており、この日記も勉強机に置いたパソコンで入力している。前にデスクマットを買い替えたのは、たぶん10年くらい前だと思う。そのときはデスクマットの角を手でグルングルンに丸める癖があり、角が反りあがってしまったので仕方なく買い替えてもらったのであった。新しいデスクマットになってからは反省してその癖はなくなったのだが、数年経ち、パソコンの排熱や経年劣化でボコボコのヨレヨレになっていたので買い替えることにした。
流石に、家具屋に行って学習机のコーナーからかわいいキャラクターものか世界地図の載っているデスクマットを選んで買う……というのは気が引けたので、おとなは黙って、Amazon注文。グルグル巻きになって届いたので、床に平らに敷いたあと、辞書や分厚いプログラミングの本や資格の参考書などをかき集めて重石とした。参考書を集めるわりにたいして勉強をしていないけれど、こういうとき便利だよね~。
なんやかんやで毎日机には向かうので、デスクマットが新しくなると気持ちがスッキリする。透明なので白い机の天面が見えて、明るくなった感じ。前はデスクマットの角がボコボコだったので推しのアクスタなどを飾ることができなかったのだが、それもできるようになったので、嬉しい。大事に使おう。

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近所の家、この前まで三輪車が置いてあり、つい最近まで小学校のアサガオを育てる青いプランターが置いてあったのに、今日その家の前を通ったら中学校の制服を着た子供が出てきて、時の流れにびっくりした。


パーティーを止めないでのリズムで脳内再生された。


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