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ちょっとブレイク 「干し芋となつめの豆乳ヨーグルト」

秋のごちそうを乾物で食べる

海外に持ってゆく日本食材としても乾物は必須。古の知恵であり、日本の誇り。保存食文化であるイタリアも、ドライポルチーニ、ドライトマト、乾燥パンまで、乾燥モノが揃う。「食」がテーマであったミラノエクスポの期間には、乾物料理研究家サカイ氏のイベントに器を提供し、ミラノで普及のお手伝いをしたが、和洋に関係なくおいしい料理がつくれるのも乾物の魅力。

朝食ヨーグルト

今朝は、大きなスープカップに自家製の豆乳ヨーグルト、秋のごちそう保存食「干し芋」と「ドライなつめ」を細かく切って和え、山盛り食べた。お芋がねっとりしてきて、ほんのり甘いなつめもおいしい。(ヨーグルトでもどす乾物については前途のサカイ氏の著書にもあり)

友人の自家製「ドライなつめの酢漬け」をみじんぎりにして、豆乳ヨーグルト、オリーブオイルと塩を加えてつくるドレッシングもおいしい。


おまけ情報

姫りんごのような「なつめ」は、ジュジュベ、中国漢方では「大棗(たいそう)」。イタリアではジュッジョレといって、ヘッダー写真で子ヤギが土鍋からパクッと食べている赤い実(ボローニャ)や、上の写真の大きな木(トスカーナ)になっている未熟な青い実がそれで、どちらも8月撮影。地域や木によって熟す時期は多少異なるが、初秋には真っ赤に熟れておいしい。

リンゴのようなナシのようなさっぱりした甘さ。次々もいでほおばるのだけれど、甘い当たり玉を食べると、頬が落ちるほど。

ちなみに「なつめやし」は椰子のような木になる実で、ご存知デーツ。



今朝ヨーグルトを食べた愛用スープカップ。コッチョリーノの定番。毎朝なにかしらの形で5年以上使い続けたもの。たっぷりのお茶はもちろん、耐熱なので、残りのスープを直火で温めなおすこともできる。展覧会では新柄が登場予定。


INFORMATION

我妻珠美 陶展 -秋を炊く-
Tamami Azuma
Ceramic Art Exhibition

Ecru+HM(Ginza Tokyo)
2018年11月16日~24日
※21日休廊
12:30-19:00 (Last day 17:00)
東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビル4F

#art #pottery #potter
#アート #陶芸


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