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アラサーあるあるを思い出とともに振り返る

さて、本当にネタが思い浮かばない(苦笑)
ある日突然(私の場合は4月上旬から悩まされていた)全く何かを書くにしても筆が止まってしまうことは『ライターズブロック』と言われていてよくあることらしい。
趣味レベルで止めておいて良かった。

何を書き留めようかと考えていた先日、友人から出産したことの連絡を受けた。

有名人や疎遠になってしまった人のSNSでの報告で「母子ともに健康です」と文言を聞いても何とも思ったことはなかったけれど、今回の場合は心からこの言葉が沁みた。
それと同時に、明確に歩むステージが変わっていくことに対する寂しさも芽生えてしまった。したがって今回は、この素直に祝うことのできない自分の愚かさを吐露させていただきたい。アラサーあるある?


友人との馴れ初め

友人とは高校生からの付き合い。
正直にいうと、ここまで仲良くなるとは思っていなかった(笑)
歳を重ねるにつれて、実は共通のものが好きだったり、趣味は違えど感覚が似ていて1つの物事に対する感想が似ていて、一緒にいる時間が心地良いなと思うようになっていた。
本当に苦しいたらればだが、性別が一緒なことを悔やんだくらい(笑)
友人関係を越えることができないものかと半笑いで向こうが言ってくれたときが今までで1番嬉しいと感じたかも。

衝撃的な結婚報告

数年前、東京メトロ半蔵門線某駅のホームで別れを告げようとしたときに突然「結婚するんだ」と打ち明けられた。
すごく嬉しかった・・・のは本当に嘘で、びっくりしすぎて腰を抜かしそうになった。
いろいろな話をしていたつもりだったけれど、友人の交友関係はほとんど知らず、もちろんお付き合いしている人がいることも知らなかった。

友人が報告を怠ったのではなく、他愛のない会話・共通の推し情報交換をするだけで時間があっという間に過ぎてしまい、第三者が出てくる話をする時間がなかった。
もしかしたら友人は結婚に至るまでの相談や相手の話もしたかったのかもしれない。
けれど、私がその隙を全然与えておらず、訳のわからない場所で衝撃の告白をさせてしまったことに反省をしていた。
というのを正直にその場で話したら、友人も
「自分(※友人)も●●(※私)とはあまりこういう話をしたくなくて・・・。他のコミュニティだと仕事・恋愛・結婚・お金の話ばかりで疲れちゃうから、そういう話の比重が少ない純粋に推しの話ができる存在が貴重だった」と言ってくれて素直に歓喜の涙が出てきた。
褒められているのか?というのは別問題😂


ちょうどその時期、他のコミュニティでは聞いてもいないのに結婚生活のことを細かく教えてくれていて胸焼けしていた。
私もその当時に結婚を考えていた人がいて、この話をしている友人たちと同じ立ち位置になれたはずだったのにそれが叶わなくなっていたというのも一つの大きな理由だと思う。
きっとこの友人とも関係性が変わってしまうんだろうな、と不安を覚えていた。
しかし、それは杞憂に終わり、変わらずに・・・いや、むしろ結婚報告を受けた日からより会う頻度が増えた。
友人の旦那さん公認の友達に知らない間になっていたようだ(笑)

私に気を遣っているのか、こちらから問いかけをしない限り、友人の生活は謎である。
「それよりも〜」みたいな形で話を強引に逸らされるくらい(笑)、私とは他のコミュニティで当たり前にするような話題を自分からはしないぞ!という強い意志を感じた。
のちにわかったことだが、友人は友人で「自分が結婚したことで私と疎遠になるのではないか」と不安になっていたそうだ。


再会を前提とした別れの期間

そんな形でズブズブ(?)仲を深めていた友人から「相談したいことがある」という怖いLINEが来て、翌日に会いに行った。
内容としては、「友人の旦那さんが仕事で海外に行くことになり、着いていくか迷っている」ということだった。
収入面や職場環境の問題で友人が仕事を辞めることができないのかな?と私は思っていた。
しかし、もっと問いかけを進めると
・一度も海外に行ったことがないのに暮らすことに対する不安
・一緒に暮らしていなかった(それも知らなかった)旦那さんと寝食を共にすることに対する不安
・仕事はやめられるけど、楽しくやっていた生活が奪われる(?)怒り
・私含め周りの人と強制的に2年間関係が断絶させられることへの悲しみ
があることがわかった。

私にとってはこの相談はすでに答えが出ていると感じていた。
スタートが「着いていくことを迷っている」なら、「着いて行きたい」ってことじゃないのか?と。
そんな経験、もう2度とできないんじゃない?!
私だったら絶対ついていくけどなあ!
シンプルに引越しがめんどくさそうだけど面白そう!
日本とは絶対何もかも違うから生活あるある教えてよ〜!
私も海外に行く良いきっかけができたわ!なんてことを話したんじゃないだろうか。なるべく背中を押すことを心がけたつもりだった。


本当は一時的にでも離れ離れになることが寂しくて寂しくって仕方なかったけれど・・・答えが見えている以上私は背中を押すことが最適解に感じた。
これも後から聞いた話だが、友人の別のコミュニティや、友人のご両親は「友人はついていかないテンションだったのに急に心変わりしたのはなぜだろう?」と思っていたらしい。
どうやら「何とかして回避する方法」を一緒に考えていたそうだ。私、全く逆のこと言ってたじゃん😂😂😂😂
引っ越しを終えた数週間後わざわざ手紙を送ってくれて(!?)かけて欲しかった言葉をかけてくれてありがとう、と言葉をいただいた。

空港でお見送りに来て欲しい、と言われたが、ご両親との時間を大切にしてくれということで辞退し、その代わりに(?)2週間連続でディスニーランドとディズニーシーに泊まりで行ったのも忘れられない思い出だ。
「2年後絶対に●●(具体的すぎる場所)に行こうね!」とONE PIECEさながらの展開で別れを告げた。


半年くらいしたら友人のいるところに私も長期休暇をとって向かおうと思っていた。
しかし、新型コロナウイルスが世界的に大流行。日本から出ることが難しくなり、そのまま2年間友人と直接会わず。
気軽に海外にいる人と無料で話すことのできるツールの多さに感謝しかなかった。
この時ほど「後回しにしなければ良かった」と思ったことはない。
推しは推せるうちに推せ、ではないけど、いつ何が起こるかわからない。
自分も、自分を取り巻く環境も、ましてや世界情勢なんてなかなかコントロールできない。『思い立ったら吉日』精神を取り入れることが多くなった。

2年ぶりの再会・結婚式・妊娠・出産・・と着実に関係性が変化

そして2年前に約束した場所で再会を果たし、またちょくちょく会うことを繰り返し、結婚式でスピーチを任せてもらえたり、結婚式が終わった後に旅行に行ったり・・・・。
空白の時間をたくさんの思い出で埋めることができた。むしろ空白を埋めるつもりが溢れかえったような濃い時間を過ごした。

そんなある日、会った日の帰りの電車を待っている時に妊娠の報告を受けた。(またタイミングが絶妙w)
驚きよりも今回はおめでとうの気持ちが本当に大きかった。
いわゆる安定期を過ぎてから友人曰く「体調が頗る良くなった」とのことだったので会う頻度が変えようとしないでいてくれたみたいで、近場の旅行に誘われたくらい(笑)
自分自身が、いわゆる出産予定日より3ヶ月も前に生まれた人間だったため、そんなに飛ばすのはいかがなものか・・?!と思ってしまい、流石に断ってしまったけれど、気持ちが嬉しかった。

出産したら流石にすぐは会えないだろうから・・・という理由で、出産予定日の3週間前に友人宅にお邪魔する機会があった。
けれど、会おうとしていた当日の朝に友人が陣痛に見舞われ、そのまま出産したそうだ。おめでとう!お疲れ様!

ライフステージの変化を感じて思うこと

軽く友人との思い出を振り返っただけで長文になってしまった(苦笑)

どんどん価値観は近づいたように見えるけど、やはり友人と私のライフステージは目に見えて変わっている。
どうしてもアラサー女性全員が絶対に直面する課題だ。
これで切れてしまう縁もある中で何度も危機に直面しながらも繋がっていることはほとんど奇跡に近い。

私はいい年をこいて言語化すると恥ずかしいのだが、結婚の予定もないし、もちろん出産の予定もない。
そして結婚したいか?出産したいか?というとノーに近い。
経験できるチャンスがあるなら絶対にやってみたい。
でも、それを求めて奔走する気力は正直なところない。

しかし、私の周りではいわゆる適齢期と呼ばれる時期に結婚をして、最近は出産報告を受けることが少しずつ増えてきている。
するとやはり既存の友人とはライフステージの変化に伴い話が合わなくなってきてしまう。
それはそれで寂しいから私も同じ道を歩みたいと思うようになってきた(笑)


将来のことを考えるのは苦手だ。
幼少期の頃あらゆる機会で将来の夢を言う場面があった。サッカー選手・保育士・漫画家・・・具体的な職業名を挙げてそれに向かって進路を決めることができる人は全員人生3周目だと思っている。

私は将来の夢はいつも「毎日後悔なく過ごす」「あまり苦しまずに死ぬ」の2本立てだ。卒業文集でこんなこと書いてしまったので黒歴史中の黒歴史😂

最近ようやく仕事面での夢が出てきた。
自ら企画をしてクリエイティブを作り誰かの行動や考えに変化を与えたい
プライベートは・・・相変わらず「毎日後悔なく過ごす」「あまり苦しまずに死ぬ」だ。



この調子だと、今関係が続いていてライフステージが異なる人に愛想を尽かされそうだ😂
もうちょっと真面目に生きて、自分なりの価値観を探したい・・・と今思った次第だ。

歳をとってライフステージが変われば多少人間関係に変化が出て交友関係が広くなると思っている。
しかし、私はライフステージの変化がないので交友関係が狭くなる一方。
これはいかん😂
簡単にライフステージは変わらないので(笑)、今ある交友関係では素直に相手の話に耳を傾け自分の意見を言い、活発に話すことにより努めようと思う。





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