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【うたいたくなる栄養学】scene4 ダイエット、食べないのに痩せないのはなぜ? 最終結論

太りやすくなった!
甘いものが止まらない。

ほかの病気に紛れて、ひっそりこんなお悩みを持っている人は結構多い。
しかも結構切実。

クリニックでの指導は血液検査データがそばにある。
じろじろ眺めつつ食事についてじわじわ聞いていく。
カロリーオーバーなわけではない。むしろ足りないくらい。
ファストフードばかり食べているわけでもない。

でも。
血糖コントロールがあまり良くない。

血糖コントロールとは、血糖値を一定に保つコントロール力のこと。

身体は血糖値を一定に保つようにあらかじめ設計されている。
高過ぎると血管を傷つけるし
低過ぎると細胞にエネルギーを迅速に渡せないため緊急事態になる。
そのため、ホルモンで調整している。
その緻密さは舌を巻くほど。

甘いものを食べ過ぎたり、ストレスが続くと
血糖値が爆上がりしやすくなり、
身体は血糖値を下げるホルモンを出動させる。
インスリン。別名、肥満ホルモン。
余分な糖を血液中から運び出し血糖値を下げてくれる。

インスリンは余分な糖をどうするか。
脂肪に変えて身体に溜めていくのだ。

食事を抜いている、というタイプは、
血糖値が下がりすぎてしまうため、
上げるホルモン(コルチゾール など)が発動する。
食事を抜いた後の食事はしっかり食べる、という人がほとんどなので、
その分さらに血糖値は爆上がり! 余った糖は同じく脂肪へ。

つまり。
インスリンをドバッと出しすぎない状態にすること=
血糖値を急激に上げないことが
太りにくい体を作るポイントといえる。
(もちろん、理由はこれだけじゃありません。そんなに身体は単純にできていない)

食後に耐え難い眠気がある
夕方にぐったりしやすい
甘いものが欲しくなる

は身体のサイン☺️

そんな方に

食事はとったほうがいいですよ
甘いものを減らすにはまず食事をとりましょう

とアドバイスすると、
その通りにチャレンジしてくれる方とそうでない方に分かれる。
前者が次々と変化を起こしていく一方で、後者は足踏み状態。

その裏にあるのは
「そんなこと知ってる」
「当たり前のことしか言わない」
「食事をとるとカロリーが増えるよ!? 逆に太るじゃん!」
といったところだろうか。

過去の経験に基づいた、内なる声を脇に置いて
未来の、欲しいものが手に入るチャンスにオープンでいられるか。
そこが、結果を手に入れるかどうかの分かれ道だと感じる。

過去からしか選ぶことができないなら、その奥にあるものはなんだろう。

ダイエットに限らず、
未来に開いているわたしたちでありたい。そんなことを考えている。


3か月で甘いもの中毒から抜けたい人へ!

ここまで読んでくださってありがとうございます!

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一人ひとりの心と身体が持つ可能性を引き出すきっかけになりたい!

そんな思いから生まれたのがPLUS NUEtritionです。
これまでセミナーを中心に行ってきましたが、5月に、新講座を始めることにしました。


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最初に言っておきますが、
お菓子が悪いわけではありません。

でも、あなたがなんとかしたいと願っているのなら、
デメリットを深く味わっているんだろうな、と想像しています。

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