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本に関する話

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noteに投稿したもののうち、本にまつわる話をまとめました。
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記事一覧

旅の伴にした本(43)―赤と青のガウン

新聞のコラムで目にして、読んでみたいと思い購入した文庫本でした。 三笠宮寛仁さまのご長女…

旅の伴にした本(42)―本物には愛がある

PHP文庫から、なかなか興味深いインタビュー記録が出ていました。 「本物には愛がある」黒柳徹…

旅の伴にした本(41)―The JR Hokkaido 北海道への旅

こちらも旅の途上で読むのが楽しみな冊子、その集大成となる著作となります。 北海道新聞社刊…

旅の伴にした本(40)きっぷのルールハンドブック 三訂版

今回の書籍は旅の伴にするというよりは、旅の前に伴としておく書籍なのかもしれません。 土屋…

今年もたくさん数字を読むぞっ

今年(2024年)は定番ものに+αどころか+βもついてくることが確定してしまっており、分厚い読…

JTB版私鉄時刻表(関西・東海版)

私鉄版としてはかなりごぶさたでしたが、ダイヤだけではなく運賃も多くの路線で変化があったこ…

旅の伴にした本(39)鉄道無常 内田百閒(けん)と宮脇俊三を読む

まさに旅の伴にするにはもってこい、なテーマの著作を読みました。 酒井順子著「鉄道無常 内田百閒(けんー門構えに月)と宮脇俊三を読む」 角川文庫刊。 2021年に上梓されたものが文庫本となって出版されたものですが、旅そのものも筆を取るテーマとなる著者にとって、まさにこの両者は二大巨頭というにふさわしい題材ということになります。 正直なところ自分、内田百閒も宮脇俊三いずれも著作を読んだことはなく、数多くの方々の感想や一部抜粋、もしくは書評の抄録を見聞したことがある程度。著作と

読んだふりしたけどぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法

題名が長いです。はっきり言うて。 「(読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの名作…

翔んで埼玉アンソロジー「埼玉解放戦線調査報告書」

こちらは2023年12月に出版された「翔んで埼玉」のアンソロジー。 その名も「埼玉解放戦線調査…

ドラゴンクエスト名言集ーしんでしまうとはなにごとだ!

題名だけを見聞きすれば、なかなか衝撃度が高めの著作です。 ドラゴンクエスト30周年を記念し…

近鉄とファン大研究読本 私たち、ついに関西に乗り入れました

関西に初乗り入れとなったファン大研究読本。今回は近鉄です。 営業キロ私鉄最大を誇る近畿日…

2023年冬期の書店まいり

今年はいわゆるクリスマスイブイブに書店通い。 この日でないと今冬は営業時間内に足を運べな…

旅の伴にした本(38)平安の文豪

こういった切り口で歴史を楽しむのも、いいものです。 旅の伴にした本の38冊目となります。 ポ…

デジタル時代の情報発信のリスクと対策

企業・団体向け専門書の位置づけではありますが、いまもはや一億総発信者となっているわれわれがもっと知っておくべき内容がここにありました。 東洋経済新報社刊「デジタル時代の情報発信のリスクと対策」北田明子著。 当たり前の如く天文学的な数量の情報が飛び交う現代の情報発信。当然、それだけ触れる機会のある人の数も多くなるのは必然ですから、それだけ反応も様々なものが同じフィールドを飛び交うことになる。 そのような現代において、実際にどのようなトラブルが想定され、実際に起きているか。