【子育て】性教育2・まずはここから。「水着ゾーン」は死守すべし~人権週間だからこそ~#283
おはようございます、tamamioです(^^)皆さん、お子さんの性教育にお困りではありませんか?
「必要なのは分かるけど、何から始めていいのかわからない」そんな方も多いのではないでしょうか?あるいは「うちは小さいし、まだまだ」と。
ただ、「ある日突然やってくる」のが、お子さんの性に関する話です。その時に慌てないように、まずはこれだけ知っておいてほしい。今回は、そんな内容です。
1 男の子同士の「パンツ見え事件」
私は小学校教師で、一年生を担任しています。先日の体育の着替え時、こんなことがありました。
後ろの席の男の子が、前の席の男の子に「〇〇のパンツ、見えた!」と言ったのです。ズボンからズボンに着替えるのですから、それは見えますよね。
それを恥ずかしく思った前の席の子が、後ろの席の子のズボンをずらしてパンツを見ようとした(ちょっとお尻も見えた)、という事件です。
これは絶対にNGですよね!
2 性教育、まずはここから「水着ゾーン」
先日、性教育について発信しました。
その中で、下記の本を紹介しました。
本書に、とってもわかりやすいお話があったので、引用します。
大人はこれを「プライベートゾーン」と言いますよね。ただ、「プライベート」と言っても、子どもには何のことだか具体的にイメージしづらい。
そこで、著者・のじまなみ氏は「水着ゾーン」という言葉で言い換えます。この表現、本当にうまい!
3 「水着ゾーン」を制する者は、性教育を制す
のじま氏は、こうも言っています。
ここで、水着ゾーンの定義を紹介します。
この定義は子どもに伝えなくても良いと思うのですが、特に1番は徹底して教えたい点です。「見せるのもダメ」「触るのもダメ」。もっと言うと、人前で話すのもダメ」。
お年頃になると、仲間内でそういう話をすることもあると思います。仲間内でこそこそとするのは良いと思うのですが、やはり公の場所ではそういう話は控えさせたいですね。
4 水着ゾーンを守るのは、人権
教室では、当人同士にその話はしました。が、ぜひ全員に知っておいてもらいたい。時を改めて、「水着ゾーン」の話をしました。
そしてまさに今は「人権週間」。水着ゾーンの話は人権教育です。
無理やり水着ゾーンを見られたり、見せられたり、触られたりするのは、立派な人権侵害です。子どもに「人権」を教えるのはなかなか難しいですが、こういった身近なことから教えられたことは、良かったと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
今回ご紹介した本は、本当に分かりやすく実践的ですので、ぜひ読んでみてください!
では、今日も素敵な一日を!
私の創作活動の糧は「読書」です。より多くの書籍を読み、より有益な発信ができるよう、サポートいただけると嬉しいです。