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休職2か月目にやったこと、感じたこと

37歳、おとなのなつやすみも2か月が過ぎました。
現在介護休暇として66日間の休暇を過ごしています。

休職を決断した経緯はこちら⇩

休職1か月目の日々は、こちら⇩

休職も2か月目が過ぎました。

手放して、白紙にする

・「何もしない」をテーマに掲げて

まず最初に、やっていた在宅副業をすべて手放しました。

休職してからの毎日、副業の時間が1日の半分程度を占めていました。
けれど、それらは「どうしてもやりたいこと」でも「自分じゃないとできないこと」でもないな~と薄々感じていました。

だから、手放すことにしました。

手放す際には休職時同様、罪悪感がよぎったのが正直なところ。

しかし、この休暇は私の人生の主導権を取りなおすための大切な時間。
自分のスケジュールをやりたいことで埋め尽くすためにお別れしました。

一旦白紙に全て戻して、休暇の2か月目は「あえて何もしない」ことをテーマに掲げました。


・手帳や過去の日記などを見返す

ぽっかりあいた時間に何をしようと考えていた時に、目についた音声プラットフォームVoicyの人気パーソナリティである尾石晴さんの講座を受講することにしました。

その講座は尾石さんのこちらの書籍を用いたものでした。

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単発2時間の講座を受けて感じたのは、自分の振り返りの甘さ。

私は幼少期から現在まで、日記や手帳を定期的に書いています。
しかし、それらは書いたままで年々積みあがっていました。

そこで、このぽっかり空いた空白の時間に
過去から書いていた日記や手帳などを引っ張り出して
「本当の自分」や「自分の好きなもの」をみつめなおすことにしました。

その時の私は、休職して様々なことを手放したものの
自分の「好き」や「楽しいこと」が何かわからなくなっていました。

これまでの人生で、指示されたことや命令されたことをすることに慣れすぎていたからかもしれません。

過去の日記や手帳を通して自分と対峙することで、客観的に自分自身と向き合うことができました。


・お金を通して価値観を知る

私が休職1か月目に在宅副業に手を出したのは、経済的不安も要因のひとつでした。

休暇中、無給ではないものの減っていく銀行残高を眺めるのは心地のいいことではありません。

そして、長年労働力と引き換えに収入を得てきたことから、休んでいることへの不安が拭えないところもありました。

そのことからお金について、働き方について学ぼうという意識がより強くなりました。

ちょうど、こちらの本に出会ったことも私にとっての大きな転換になったかもしれません。

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お金は自分の価値観の現れ。
ありたい自分になるために、必要なお金を稼ぎ必要なところに使っていく。

お金を通して、改めて自分の価値観を知ること
未来を思い描く重要性を感じました。


マイルールを自分で作っていく

・限りあるからこそ、衝動よりも行動を

私は新しいことを始めることが得意。
やらぬ後悔よりはやった後悔をしたいと思っていたから、失敗してもとにかく飛び込むがモットー。

そんな自分が好きだったし、そのやり方に疑問を感じていませんでした。
でも、人生で出来ることには限りがある。時間もお金も、体力も。

今までは仕事で拘束時間が長く、時間が自由にならなかった。
それ故に選択肢も少なかったけれど、今は自由に取捨選択ができるようになった。
だからこそ気づけたこと。

新しいことを始めるときは、目的を明確に持ってから飛び込むこと。

これは、新たなマイルールのひとつ。

必要なのは「衝動ではなく行動」で選択していくこと。

・過去の自分が教えてくれた理想の自分

若かりし日の日記や手帳に、
「お金や社会的地位にすがるオトナが嫌!」と書いていた私。

けれど
実際の私は、これまでお金と社会的地位を守るために長年働き続けてきた。
その心地よさに浸かっていた。

気がつけば、私は自分がなりたくないと思っていたオトナの姿に自分がなっていた。

過去の自分の日記や手帳の言葉は、その時は愚痴かもしれない。
青臭い言葉かもしれない。
でも、振り返ったときに見返すと等身大の本当の自分が見えて、そこからの学びが多い。

日記や手帳を書いていてよかった。
過去の自分が「好き」や「理想」を語っていてくれたおかげで今の自分が戻ってくることが出来た。

・時間の使い方の変化と試行錯誤

色々なものを手放して真っ白になった予定。
そこに自分の心地よい時間を試行錯誤しながら組み込んでいった。

朝、ストレッチすると気持ちがいい
走ったりプールに行くのは夕方
人と会う予定は週に2回以上入れると疲れる
週に1回は外でコーヒー飲みたい

自分で自分のコンディションを感じながら、試行錯誤しながら1日を作り上げていく。

そのうちに、自分の心地よさや感覚が研ぎ澄まされていく感覚があり
ようやくマイルーティンが出来上がってきた。

1日を好きな時間で埋めるとはこういうことか!
と少しずつわかってきた感覚があって、毎日朝起きるのが楽しくなってきました。

今ここの「心地よさ」を追求したい

2か月目は「楽しいこと」で時間を埋めようと一生懸命に過ごしていました。
けれど、それが私にはすっごく難しかった。

「何か楽しいことをしなきゃ!」
「楽しいことで埋めないといけない」
そんな風に感じて、あくせく動いていました。

また、「楽しい」という言葉に対して「キラキラ」「イケイケ(!?)」なイメージを勝手に持っていたからかもしれません。

私にとっては
「楽しい」よりも「丁寧」や「心地いい」を追求することの方が合っていたのかも?
と今では感じています。

休職してからの2か月はあっという間。
そこで痛感したのは
「人はいきなり変われない」こと。

15年以上ひとつの会社で勤めている間に身についた習慣や価値観。
それは私の身体の、心の奥深くまで無意識のうちに根付いています。

もちろん、それは、私にとっての大切な宝。

まだ不安定を楽しむ境地にはたどり着けていない。
けれども、焦らずに今ここを丁寧に。

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