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理想の暮らしについて語ること

何がきっかけだったんだろう?

手帳の年間目標を書くとき?
それとも、ビジョンボードを作ろうと思ったときだったけ。

お金も時間も仕事も生活環境も、ぜーーーーーんぶとっぱらって自分の理想を自由に語ってみたいと思った。

俗にいう引き寄せの法則?
語れば叶う的な?

そうそう、語っている方がいたんだ。理想の暮らしを。
その方のウキウキした楽しそうな雰囲気に憧れて、私もやってみたのだ。

しかし、全く理想や夢を語れなかった。

今日はそんなことからの気づきごと。


理想の暮らしってなんだろう

お金も仕事も、時間も、子どものことも。
何もかもすべてのことを気にせずに理想の暮らしを語るとすれば、あなたはどんなことを描きますか?

海外や地方への移住?
海辺の町で暮らすとか、高級タワマン暮らしとか
田舎の一軒家で犬と暮らすとか
それは個人によって全然違うでしょう。

私の場合は、理想がなーんにも思い浮かばなかった。

だって、今で十分幸せだから。

大好きな夫と子どもがいて
お金も、決して裕福ではないけれど、生活に困窮することはない状態。

暮らしている街も都会過ぎず、田舎過ぎず気に入っているし
家は古いけれど、家賃の安さから申し分ない。

欲しいものはそれなりに持っている。
必要なものは買えるし
食べたいものも食べている。

仕事は休んでいて、時間も今は好きなように使えている。
そんな生活を送る中で、それ以上何を理想として語ればいいのか
私にはわからなかったのです。

理想の裏側にあった!自分のストッパー


正直、自分の夢や理想を語れない自分自身にがっかりした。

今の自分が好きだし、それなりに満足してはいるけれどそれはそれ。
思いっきり理想は理想で語ってみたい。(語れると思っていた)

どうして自分の理想の暮らしが語れないのだろう?

やりたいことや行ってみたいところなど、私の夢はいくらでもある。
実際、私のグーグルマップはいつも行きたい場所の旗で埋まっている…。

自分のやりたいこと
食べたいと感じたもの
行きたい場所

色々な夢や希望は、あるけれど
私は日常的に自分の理想を叶えている。

やりたいことはすぐに予定にしてしまう。
いつかやろうじゃなく、いつやるかをその場で予定にしてしまう。


全てを叶えてはいないけれど
ある程度、理想を予定に変えて叶えている。
それで満足。

そういえば
映画「めがね」を見てから行きたいと思っている与論島は未達成のまま数年が経過している。

行きたいと思いながら行けていない与論島。

行きたい。けれど、離島に行くには時間もお金もかかる。贅沢旅。
子どもがいる中でのんびりするのは、難しい。
わざわざ行かなくても、十分他のことでも楽しめるし、いつか行ければ…
与論島まで行かなくても、海も島もあるし…。

そんな言い訳を並べているうちに、自分の中に「足るを知る」という意識が根強くあるような気がした。

自分のおかれた状況に満足して、あるものに感謝すること。
それは、もちろん大切なこと。

けれど
今の生活でも十分満足というのは、自分でのびしろを決めてしまっているんじゃないか?
自分のストッパーになっている?

そのことに気づいて、自分の思考のストッパーを意識的に外してみたところ
出てくる湧いてくる、理想の生活。


和室じゃなくて洋室の部屋に暮らしたい!
乾燥機付きのドラム式洗濯機がある暮らしがしたい!

朝は子どもにひっくり返されることを気にせずに、ハンドドリップのコーヒーを飲みたい!
お風呂でろうそく灯したり、アロマオイルをたらしたりしてみたい!

日常の中の「こうだったらなー」とか「ここ使いにくいなー」
とかそういう些細なことが理想の暮らしの種だった。

どうせ無理かもしれない。でも、いいじゃない。
不満じゃなくて、未来ののびしろに変えていけたら、何だか前向きで素敵な気がする。

「理想」は「ここちよさを感じる未来」

わたしの中で「理想」って、なんとなくキラキラしているイメージだった。


理想にも、見本や正解があるような気がして
雑誌やSNSの「素敵」が「自分の理想」のように感じていた。

キラキラじゃなくても、大きな夢や理想を語れなくても
等身大の感じたものを大切にしたい。

それは「楽しい」や「好き」じゃなくてもいい。
「心地よさ」や「ていねい」とか自分が落ち着くものでいいんじゃないかな。

少なくとも、「楽しい」や「好き」は私にはキラキラしすぎていたような気がする。

自分の中に、理想は既にあった。
理想って言葉に、私はきっと偏見があった。

自分のここちよさを感じる言葉にした途端
急に現実味を帯びてきて、なんだか叶えられそうな気がしてくるから不思議。

またひとつ明るい未来がみえた、そんな出来事。

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