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母業は分業していい

幼い子どもがいると、子どもに費やす時間はかなり長い。
赤ちゃんの頃は、授乳、おむつ替え、入浴の世話、寝かしつけ、病院の付き添い…などなど
一緒にいると際限なく、母業、加えて家事がある。

私の両親も、旦那さんの両親も遠方に住んでいて、旦那さんも忙しかったため、上の子が赤ちゃんのときは、歯医者に行くのに、お腹にのせたまま診察したことがあるし、美容院もカラーとカットを別々の日にして、なるべく子どもといられる時間を長くとっていた(たとえ赤ちゃん連れOKの美容院でも、子どもの待てる限度が1時間くらいだった…)
ただ、赤ちゃん連れで子育て広場などに通っているうちにママ友もでき、それなりに楽しんでいた。

子どもが1歳になるタイミングで保育園に入園して、私は仕事に復帰した。
短時間勤務も利用していたけど、37.5度以上熱が出ると、すぐに保育園からお迎え要請が(幼い頃ほど頻繁に)くるので、良くも悪くもマミートラックに乗っていた。

下の子の復帰のときは、病児保育も活用するようにして、熱が出た翌日からは、予約を取り、お弁当を作って、病児保育に預けていた。
全部自分でやるのは不可能なので、いろいろな人の手を借りて、感謝しながら乗り切ってきた。

子どもの運動会や学芸会、保護者会などはちゃんと参加して、同じ立場の仲間を作り、他のママたちと子どもたちで、ご飯を一緒に食べたり、旅行に一緒に行くこともあった。保育園では、お迎え時などに話す、違う業種や年齢のママたちと仲良くなれて、すごく楽しかった。同じ保育園に通っていた仲間とは、上の子が高校生になった今も、会う頻度は減ったけど続いている。

母業や育児は、完璧にやろうと思ったり、完璧にするように育児中の人に求めたりせず、地域や勤め先などの子育て支援事業などをどんどん活用して、余裕を持って子どもと向き合えるようにできると楽しいと思う。

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