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子どもの持ち物間違え事件

 この春、下の子が小学校を卒業し中学生になった。
 春休みに、親が数人と卒業したばかりの子どもたち大勢で、卒業祝いにごはんを食べた…のは楽しかったけど、運悪く、その日は雨で、靴を脱ぐ会場だった。子ども4人がサイズが違う激似の黒いレインブーツ(S、M、L、LL)を履いていて、不用意にも、たたきに並べて脱いだ。そして、それぞれ違うタイミングで帰ったら、最後に帰ろうとした子にはサイズが違うレインブーツが残されていた…。

 その後、親同士がLINEで情報交換して、誰が間違えたのか分かるまで半日かかった。解決したのは安心したが、もともと長靴を履いてきたと周りの子たちが認識していなかった子が履き間違えていた。

 この件は、ジュニアサイズで買いやすいレインブーツのラインナップが、男女共に似た形が多かったのが一つの要因。黒のレインブーツだと名前が書き辛いのが、もう一つの要因。間違えないように、似た靴の隣には脱がずに、壁際など覚えやすい場所に置く気遣いも欲しかった。

 雨の日といえば、傘も学校や塾で傘置き場に置く際に(帰りは晴れていて)傘を置き忘れたり、無くなることもあるので、気をつけるに越したことはない。ひとまず名前は書く方がいい。
 可愛い目印をつけてた傘を、子どもが傘置き場に置いていて、目印だけ持っていかれたこともあるので、自らの努力で防ぎようがないときもあるのだけど…

 子どもの忘れ物は、保育園は親の送り迎えがあるので、親が毎日忘れ物が無いか確認ができる。小学生〜高校生は、基本的に1人で通学するので、親は子どもの申告で無くしものに気づくようになる。子どもの学校に参観などで行くと、忘れ物コーナーの忘れ物の種類や数の多さにびっくりすることがある。
 体操服や赤白帽、教科書など、記名もあり、すぐ必要な物も無くなることもある。子どもの「無くした」申告には、いつでもヒヤッとする。

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