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つきみぐへ 贈りnote参加

つきみぐ(妻)へ

柑橘系三つ!というクイズに対して、蜜柑、蜜柑、蜜柑!としか答えられない喋りのボキャブラリーと瞬発力があまりにも少ない僕だから、こうやって文字として今のつきみぐへの想いを残しておこう。

結婚してからもう五年以上になるんだね。この調子でいくと五十年なんてあっという間に過ぎてしまいそうだから、身体が元気なうちに色々な場所に旅行に行きたいね。

焼肉を食べられなくなったら私の人生終わりだ、なんて口癖のように言ってるけど、本当にそう思う。今でさえ食べられる肉の量が減ってきているから、食べられるうちに焼肉も堪能しよう。

僕はよくつきみぐのことを欲の塊と言うけれど、もちろんそれは良い意味(ごめん、たまに皮肉なときもある)で、僕とは違う欲をもっているつきみぐのおかげで僕の毎日は大きく輝いています。ありがとう。

今年、2023年だけに絞っても、つきみぐが言ってくれなければ韓国に行ってなかったかもしれないし、推しのライブにも行ってなかったかもしれない。そしたらあんなに美味しいオレオケーキとか、あんなに輝いている推したちを間近で見ることとかできてなかったのかもしれない。

でも実際には全部できた。

韓国という久しぶりの海外に行って、海外旅行ってこうだったな、日本とは違う魅力を発見して、日本の魅力を再発見できるのが海外旅行の醍醐味だよなっての実感できた。

推しを推すことで、好きなものをとことん好きでいることの大切さも実感できた。

それを独りじゃなくって二人で体験できているのが尚更嬉しい。

こんな大きなことだけじゃない。普段の些細なやりとりでも助かってる。仕事で後輩が自分の思い通りに動いてくれなくて言葉じゃなくて行動で怒ってしまった時も家に帰ってつきみぐに

「今日やってしもたわ、態度で怒ってしまった」

「そうなんや、それは駄目やな」

「うん、明日ちゃんと謝ってくる」

別にアドバイスとかはなくても、そうやって親身に話を聴いてくれる態度をつきみぐはいつもしてくれているから、何でも話ができて、それでどれだけ救われているやら。いつもありがとう。

話ができる相手がいることがこれほどまでに尊いって結婚するまで思っていなかった。

僕は自分自身との対話は得意なんだけど、人と真剣に話をするのは苦手で、今もまだ苦手で。

でもつきみぐはそんな僕との対話を諦めてくれなかったよね。大喧嘩して僕が話もせずに寝ようとした日も、対話して解決しようとしてくれたよね。大喧嘩中の会話なんて理性失ってるから意味ないと思ってたけど、理性失ってるからこそ出せる本音があって、その本音のぶつかり合いはその時は痛いんだけど、その時そこでぶつかり合うからこそ見えてくるものがある。お互いの気持ちがわかることがある。ああ、対話ってこういうことなのかもなって気づいた。

僕がこうやって今noteとかで対話は大事だ!とか言えているのも、つきみぐのおかげ。人との対話を諦めないつきみぐのおかげ。本当にありがとう。

あとつきみぐは、我が家のこうあるべきってのを緩和してくれていて、それにも本当に感謝している。つきみぐと結婚して気づいたのだけど、僕も親もこうあるべきって気持ちが強くて。僕は親の前では良い息子であるべきだって思ってたし、親もきっと僕の前では良い親であるべきだって思っていたと思う。だから息子として親にはこういう話はしないでおこうってなってた。

でもつきみぐは親だからこういう話はしないでおこうみたいなのがない。親に対しても友達と話をするような内容の話もしてくれるし、親の話も親身に聴いてくれている。親があんなに愚痴をこぼしている姿も、そんなことが好きだったんだって姿も僕は知らなかった。つきみぐがいてくれたおかげで親の新たな一面も見れてる。そりゃ親も会う度につきみぐとご飯に行きたいって言ってくるわな。

だからといってもちろん完璧な人間じゃなくて。朝は弱いし、あんなにコミュ力高いのに電話は苦手だし、ピザとラーメンとポテチ一気に食べちゃう日もあるし。

そういう苦手な面が可愛いく見えてしまうほどに良い面が飛び抜けている。

素直で、見栄を張ることがなくて、人の話を聞いてくれて、いるだけで楽しい。

つい最近藤井風さんの「花」のMVが公開されて、この曲には亡くなった人との思い出を探していこう、みたいな想いも込められていることを知った。

この曲を聴いた時につきみぐのことが浮かんだ。いつかはどちらか先に死ぬ。その時にああ、5年目のあの日何してたかって覚えているかって言われたらたぶん忘れてる。忘れてるけど、確かにある、つきみぐとの思い出。今はその思い出を作っている。これからも二人で作っていく。そのほとんどは忘れてしまうだろうけれど、心のどこかには花となって咲いてくれている。

だから、わかるよね。僕がもし何かで急に死んだなら、僕のことを忘れるくらいの人とまた恋をして、幸せになってね。まあたぶん僕のほうが長生きするだろうけどね。

またクリスマスの予定とか、来年の旅行の予定とかも決めていこう。

長くなりすぎたからこのあたりで。また書くね。

大好きとか愛してるとか文字にすると薄っぺらくなってしまうけど、それでもいいから書いておく

愛してます。

2023.11.27

おだんごさんの素晴らしすぎる企画に便乗して書いてみました。

#贈りnote

この企画への参加した方々の記事まじでやばいです。全記事全米大号泣です。

A賞もB賞も欲しいけれどあの人たちに渡ってくれたらなーってのを勝手に思っちゃったので、僕はC賞で。もし頂けたなら、お年玉欲しいって言ってるつきみぐにポチ袋に何か入れて渡します。

こういう企画こそがnoteやっていて良かったなと思える瞬間。

ここまで読んでいただきありがとうございます。