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尋子と幸枝の運命の一期一会の経営会議〜玉川釉薬、TDL計画!?〜

経営会議、今月から、ひとつ年上の姉と家業の舵取りについて経営会議はじめました。ポイントは「我々二人でだけはない」ということ。というのは、我々二人のところに、外部の優秀な人材(=友達)をオンランゲストに招き、1時間半の時間をもらって、【経営】や【仕組み構築】について相談に乗ってもらうという取り組みです。
★はじめたきっかけや第一回目の様子はこちらの記事をご参照ください。
https://note.com/tamagaway/n/n0d421f96ca71

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昨日は、我が社(プロトビ)のファウンダー&アドバイザーの「たくちゃん」を招き、玉川釉薬の経営会議を行いました。(今回、写真撮り忘れちゃったのでこの前のタイルメイドのウェブ会議の時のスクショアップ)

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たくちゃんのアドバイスは、初回の西居さんの爽快な戦略づくりと比べると、どろどろっとしたパーソナルなところへ。次に会社を継いでいく私たちは、何か好きか?どういう性格か?何(どんな経験)があってそう思うようになったのか?そういったところを、掘る、掘る、掘る。聞かれる側も「いまさらこんなこと掘り下げるようなタイミングじゃないんじゃないか!?経営会議だったよな!?」と、若干とまどったり、こっぱずかしくなる幼少期に感じたことまで話します(笑)まるで、身体の奥深くに潜っていって、自分の衝動のコアを探し当てるような感覚。

でも、それってすご〜〜〜〜く大事なこと。私もこれまで10年以上(一応)何かの組織を引っ張ってくきた人間として、何度も何度もいろんな人に問われたし、何度も自分に問いかけてきたことだったりします。「私は一体何が好きなんだろう?」「私は一体何を成し得たいのだろう?」「自分の幸せは?」もちろん今でも考えてアップデートしていくわけですが、最初の方は、ぐらぐらふにゃふにゃしてたな〜と。(迷い人って言われてた。)そして、最初の方は玉川釉薬の「た」の字も、瑞浪の「み」の字もでてきてなかったのだけど(笑)いまじゃ信じられない。
なので、自分を深く見つめることは、自分の中の原動力を探しあてる作業でもあるなと思ってます。実は、自分のことって、自分が一番わかっているようで、わかっていない。そんなことに気づかせてもらったように思います。

昨日はそんな作業の時間をもらいました。それも、自分じゃなくて、姉に。

そんな姉の気付きもアップしておきます!
〜6.23 たくちゃんさんの教え〜
いつもわくわくしていて、自由で、めっちゃ頭キレッキレなのに、少年のような雰囲気をもってるたくちゃんさん。実際に話を聞かせてもらっても、やっぱりわたしの持っていたイメージ通りの方でした!
妹が、Zoom写りを気にして少しでも家がきれいに見える背景を探していたであろう最初のたった2分間で、たくちゃんさんは、わたしの気づいてなかったわたしを見つけて、ずばり、こう言いました。
「親の期待に応えるところから脱却して自分のやりたいを見つける先へ進もうと思ってるって言うけれど、それでも今度は違う周りの期待に応えようとしているだけな気がするね」と。
そ、それ、言われてみれば、確かにあるかもしれない、、。
家業を継ぐということ。社員の期待。同業者で同じように家業を継ぐ人たちからの眼差し。社会の中での後継者はこうあるべき、こうあらねば、というプレッシャー。話をしていて、まだまだ自分主体になれていなかったことに気づかされました。そして、たくちゃんさんの持ってる、自由な発想力は、無限の可能性に繋がってる。
会議の途中、たくちゃんから(株)玉川釉薬、これを改名して、TDLって、どう?(TDLは、ものづくりラボの頭文字)
、、、。おもしろすぎる、、、。
わたしには、そんな発想全くなかった。そうか、会社名だってそのままであり続けないといけないわけじゃない。親の畑(会社)を継ぐこと、それはまるで、太陽の光に弱くて、あんまりおいしくない野菜を、汗だくで遮光シートかぶせて守り続ける苦労みたいなもので、その苦労まで引き継ぐことでははないんだなと思ったのです。継いだ後、光に強くなるように品種改良すればいいし、育てる野菜の種類を変えてもいい。てゆうか野菜なんて育てなくても、陽当たりのいい場所なんだし、その畑を天然の日サロにしちゃえばいいじゃん。みたいな。今日、教えてもらったのは、そういう柔軟な考え方でした。それから、今日は忘れていた自分を思い出させてもらった気がします。私は、おしゃれな場所が好きで、文章を書くのが好きで、でもそういうのを全部脱ぎ捨てて、作業着に着替えてここまで走り続けてきていたなぁと。
でも、経営会議の中で、妹が、いまやっている全てを自分の好きに寄せていくってことはできると思う!と言っていて、そうか、好き、を諦めなくていいのかと。むしろ、好きなことに対するわくわくと融合させることで、仕事の新しい可能性が生まれるんじゃないか?私の中でそういう発想が生まれました。
第一回の時に、経営者と職人は両立できない、するべきじゃないと言った私に、西居さんが、なんで?いいじゃん、職人経営者。とさらっと言って、今日たくちゃんさんは、おしゃれ女子目線の職人でいいじゃん。と言ってくれました。そんなこと言ってくれたらもう、わくわくする妄想しか浮かんでこない!笑 ものづくりラボ・TDL(←イン岐阜)で、アパレルのショップみたいにお客さんにタイルを選んでもらう、、想像したら、ま、まぶしい〜〜まぶしすぎる〜〜。経営するということにとらわれて仕事するより、そんなムーンショット計画に思いを馳せながら仕事をしたいなと思いました。そんな風に思わせてくれたたくちゃんさんに感謝です!今、たくちゃんさんのポジティブわくわくパワーをもらって、怒涛の勢いでこれ書いたので、わたしものすごくポジティブ人間みたいですが、、これ、続かないんですよね。。、明日からまたもみくちゃな日常で、すぐポンコツ精神に戻ってしまうので、、そんな時はまた、たくちゃんさんのお話聞かせてもらおうと思います。

というコメントを姉からもらいました。なんか私の言葉も拾ってくれていて嬉しかった。そんなんで、今回は、合作で作ったnoteとなりました(笑)

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そういえば、今まで私はたくさんの方に、ハッとさせられて、そうだなそうだなって気付かせてもらっていて、頑張れって背中押してもらって、ここにいられているのだけど、姉は岐阜でひとりで我慢強くやってきていたんだなと。でも、いま、その次の段階にいて、それを隣で見ていられるのは、とっっっても嬉しいことだな〜と改めて思いました。今回、この経営会議を納期化したらとアドバイスをくれた、メンター、家業イノベーションラボにも改めて感謝です。

★今回のきっけになった「家業イノベーションラボ」の取り組み
全国の後継者たちが集い、ともに成長を目指す!「家業イノベーション・ラボ」事業ブラッシュアップ会レポート

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コロナ禍で苦しい状況で、もがきながら、これじゃいかん!と新しい道を模索しはじめた私たち。まだはじまったばかりですが、調子に乗って、これから希望しかないじゃんと思い始めているところです。そんな「いい勘違い」をしながら、進んでいきたいと思います。

そして、タイルメイドは、プロ向けサイトをリニューアル中です!
建築家・設計士・工務店の方向けのページもあるのでよかったら覗いてみてください◎
タイルメイド
http://pro.tilemade.jp/

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今日も、どこかの物件で、誰かの感動を生み出せるように。タイルメイドの商品を通して、お客様が笑顔になれるように。そう願ってタイルをプロデュースしていきます。

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