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スペイン初日は「肉」

スペインに上陸しました。今日から肉製品販売屋&工場&レストランを営むJoseの元におじゃまさせて頂きました。

「各地域の郷土食や名産に触れたい」と思って始めた今回の旅。出発前から、スペインと言えばの生ハムにも触れよう。と思っていました。そんな時にバスク地方で豚肉の製品を作る会社があると知り、コンタクトを取ると、是非滞在して良いよとお返事をくれたため今回ご一緒してきました。

彼はバスクの豚肉、バスク豚の育成、製品づくり・販売、レストランのオーナーをしていました。彼らのお仕事と日常に密着させてもらいました。そうすることでバスクの食、現地の人たちの食生活に触れられることを期待していて、ついにその滞在がスタートしました。

ルクンベッリというこんな感じの小さくて、かわいらしい町。

ひとまず到着した日は現地に着いたのが夕方でかつロストラゲージをしたため手続きの時間がかかり、joseのおうちに着いたのが19時ころ。というこで夕食を作って彼の家族に歓迎してもらいました。

彼がお肉を扱う会社をしているということもあり、お肉をよく食べるそうです。今日は彼の作るチョリソ(ソーセージ)とトルティーヤ(卵とジャガイモを焼いたスぺインの国民食)とサラダを出してくれました。こうやって作るんだよと教えてもらいました。食後にはいちごを。この辺りのいちごは大きくて安い。

次の日から色んな場所へ連れて行ってもらいました。

まずはブタたちが育てられている場所へ向かいました。こうやって放し飼いをして育ててるんだよと。彼が動物たちに対してリスペクトの姿勢を持っていることが印象的でした。


生産地はこのバスクの地で彼の住む場所からも近い。そして同じ地で販売もするため、0㎞フードとして、Slow Foodの食材にも認定されています。

日中にはレストランにてカウンターや厨房におじゃまさせてもらっていました。なんでも見せてくれるため、ここまでしていいの?と思わず思ったことも。それくらい、なんでも見たいことをさせてくれる彼らのおおらかさに触れました。

ごはんの時間はおうちでjoseの家族と一緒に料理を頂きました。料理をするところを見せてくれたのが楽しかった。スペインのイメージの食事が毎回出てきました。例えば、パエリア(風)、ステーキ、卵料理とか。

お米にからすみソースとトマトソースと水を加えて煮て、パエリア(風らしい)を作り、さっと目玉焼きも。お肉の大きなかたまりも豪快に焼いて調理しました。スペインでもイタリア同様に、ごはんは夜の8時か9時から食べ始めるのが普通。食後のデザートにフルーツやヨーグルトを毎日みんなで食べるのですが、夜遅いため食べたい欲と罪悪感に葛藤しながら食べていました。(笑)彼らの食事はガッツリとした胃にずっしりとくるような料理が多いです。炭水化物が多かったり、デザートがとても甘かったり。日本のように繊細で控えめな味が少ない印象。スペインの食をおいしく堪能しながら、日本食のシンプルででも複雑な和食ってやっぱりすごいな、なんて思っていました。

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