なぜ料理をするんだろうを考えてみる

DAY7-8はクックパッドの横尾さんと「なぜ料理をするのか」を考えました。day7はなぜ料理をするんだろうを考え、day8はコンセプトを考えて、実際におむすびを握りました。

料理は、その人を表す

「あなたにとって料理とは何か？」と横尾さんから投げ掛けられた。改めて考えると何だろう？参加者からは十人十色の回答が出てきた。

好みの味のおかずを作るため、自分が食べたいものを作るため、息抜きのため、家族に食べてもらうため、健康のため、愛情を表現するため、季節や自然に触れるため、創意工夫の時間のため、新しい組み合わせを実験することを楽しむため、など。

「好きな料理は何か？」をシェアし合ったが、この回答もその人らしさがでる。そもそも「料理」の解釈もそれぞれで、「料理（を作る）」をイメージした人と「料理（を食べる）」をイメージした人に分かれて、その人にとって普段の料理との関わり合いが自然と現れてた。

好きな料理は何であろうと、その人の過去の体験や価値観があった上で成り立ってる。だから貶すなんてできないし、好きだと思うことは尊い。様々な出来事が絡まって今がある。今回知り合ったことで料理に対する価値観がみんな広がったのじゃないかと思ってた。

好きな料理を聞くことは、その人に触れるようで、私も好きな料理を伝える時は自分を表現するようでちょっぴり照れもあった。

料理しなくても良い時代。お腹を満たすために食事を作る、のはもちろんだけど、料理を完全に手放すんじゃなく、料理にはその人らしさが表れるからそこに浮かび上がるらしさは大切にしたいと感じた。