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芸術と食の都市ビルバオへ

食の町と言われているので逃すわけにはいかない!ということでビルバオにやってきました。ビルバオにはslow foodの組織の拠点もあるということで、その会長さんとお会いすることに。

彼に会うまでは町を散策。

新しく改装された市場があるとのことで行ってきました。外見は近代的な建物で中は現代的。豊洲市場のような清潔感がありました。魚介からお肉、野菜などが主に売られていました。イートインスペースもありビルバオやビルバオ周辺から運ばれて素材を使ったピンチョスが並びます。誘惑に勝てず、生ハムのを頂いちゃいました。やはりスペインの生ハムはお肉の味がはっきりと感じられて美味しかったです。

町には旧市街もあり歴史の残る町です。教会や古い道など古さが残ると同時に、現代の新しさも見られる町。斬新な外見の美術館や現代アートがこの町にはあります。古さと新しさが混じっているのが特徴です。

バルがたくさん並んでいるスポットが旧市街にありました。

沢山お店があるのでどこに入るか迷ってしまいます。どのお店でも観光客に加えて地元の人たちもバルでピンチョスをほおばっていました。ずらっと並ぶピンチョスを見ながら、「これとこれ頂戴」と見ながら選ぶそのプロセスも楽しい。横にいる人に、これって何なの?と聞くのをきっかけに話が始まったりと、自由な雰囲気も感じられます。

そして楽しみにしていたslow foodビルバオの会長さんとお会い!とりあえずカフェでコーヒーを一杯飲むことに。

ビルバオは地域の食材と特別心掛けている町だよ、と言っていました。地域食を活用している町として、その取り組みを視察しに他の国から(日本からも)視察団が来るほどです。また彼と話していて、伝統というよりはローカルに着目しているのだなと感じたのです。昔ながらの方法を続けるだけではなく、続いてきたものをクリエイティブな形に変えていくことを考えているのが、とりわけ伝統を重んじるイタリアと違う特徴なのかなと感じました。

とりえずごはんを目の前にお話ししましょうっていうのが彼らのスタイルらしい。(笑)とうことで、バルに実際に案内してもらいローカルの具材が乗ったピンチョスを頂きました。こちらでもたくさん種類があったので悩みましたが、ここでは前菜と定番のアンチョビとオリーブの組み合わせを選びました。

食とアートでアツい町でした。





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