踊と食と芸”爛漫”@京都
2023/10/22「爛漫」をテーマに京都でイベントを開きました。
京都の文化
京都が好きでゆかりのあるメンバーが集まり催しを開くことになりました。「京都のよさってなんだろうね?」と話してる中で、「ハイカラっぽさ」や「街を歩くと洋館に出会うこと」があるの、京都っぽいよねと。よく京都のイメージというと、神社や和食が挙がるけれど、実は京都は明治・大正時代の建物が立ち並んでいて近代建築の宝庫(📚)と言われていたり、牛肉の一世帯あたりの消費量とパンの消費量は全国でもトップクラスだったり(牛肉📚 /パン📚)と、いわゆる伝統的な和だけじゃなく、新しいものを取り入れる気質があるんだと知った。そうか、京都の面白いところは古さと新しさが混じり合っていることなのかと。
そして街について調べていくと、「花街」には芸者さんたちがいて料理屋が集う街並みがあるんだって。そんなイメージがぴったりだなと。
こんなreferenceを見ている中で、「爛漫(=花が咲き乱れる様子)」「ハイカラ(=西洋風で目新しいことやそれを追求する様)」をテーマにした空間を作ろうとなった。
料理のこと
どんな食事を作ろうか考える中で、京都の食文化の気づいていなかった一面を見つけることになったのだけど、それをメニューに散りばめてみた。
実はよく食べられている牛肉。そこで牛肉を使ってしぐれ煮を。華やかなハレの日に食べるちらし寿司にちなんでちらしご飯を作ったら、京の芸者さんが食べそうなご飯っぽくなったかな。
あとラインナップに入れてみたのが京中華。
京中華というジャンルを知ってから気になり、今年5月に初めて行ったのだけど、これが衝撃で。広東料理屋「鳳泉」で名物のからし蕎麦と春巻きを食べたときに「これは中華なの??」というような薄味だけど調味料じゃない素材の味がしてハマっちゃった。
京中華初めて食べた後に記録を残してた(笑)のでここでもシェア。
おばんざいが大切にするのは季節の食材を使うこと。そこで秋らしい食材をたっぷり使おうと銀杏とさつまいもの甘露煮と蓮根揚げを詰め合わせた。
芸と和モダンな空間
みんなが粋な服装で来てくれて和な最高な空間だった。私もどんな服着ようか考えることを楽しめるようになって成長して嬉しいな〜
友人のイラストが空間を彩り、
青色のライトで照らされたライブペインティングで、会場が妖艶な雰囲気に。
入り口にはお香を炊いた。やっぱり香り、特にお香は身体全体が香りに包まれて浄化されるような感覚になるな。ego wearさんのポエマティックな文章も相まって、妖艶っぽさを嗅覚でも感じる空間が出来上がった。ほか着物の端切れをフードチケット、花札をドリンクチケットにしたり、床に和柄の布を敷いたりと、我らながら粋な場になってたな🥀
芸者たちが集まってそれぞれの催しを出しているような場になって、とても楽しかったです時間がたった今でも余韻…
番外編
夜ご飯とお店巡りも楽しんできました。☺︎
当日のプレイリストも作りましたこちら🪩🍃
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