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踊と食と芸”爛漫”@京都

2023/10/22「爛漫」をテーマに京都でイベントを開きました。

京都の文化

京都が好きでゆかりのあるメンバーが集まり催しを開くことになりました。「京都のよさってなんだろうね?」と話してる中で、「ハイカラっぽさ」や「街を歩くと洋館に出会うこと」があるの、京都っぽいよねと。よく京都のイメージというと、神社や和食が挙がるけれど、実は京都は明治・大正時代の建物が立ち並んでいて近代建築の宝庫(📚)と言われていたり、牛肉の一世帯あたりの消費量とパンの消費量は全国でもトップクラスだったり(牛肉📚 /パン📚)と、いわゆる伝統的な和だけじゃなく、新しいものを取り入れる気質があるんだと知った。そうか、京都の面白いところは古さと新しさが混じり合っていることなのかと。

そういえば昔、木屋町通りにあるお座敷のお店ですき焼き食べたな
モーニングの有名喫茶店といえば、イノダコーヒー本店。
初イノダモーニングはフルーツサンド at 旧館

そして街について調べていくと、「花街」には芸者さんたちがいて料理屋が集う街並みがあるんだって。そんなイメージがぴったりだなと。

洗練された伝統伎芸を披露する歌舞練場をはじめ,座敷でおもてなしするお茶屋,舞妓らが生活しながら花街のしきたりを学ぶ置屋,芸妓と舞妓が芸を磨く女紅場(にょこうば)などの稽古場,そして,宴席の料理を提供する料理屋や仕出し屋などが集まり,風情あるまちなみを維持しながら,まち全体が協働して花街の文化を育んでいる。

風情残る祇園の街

こんなreferenceを見ている中で、「爛漫(=花が咲き乱れる様子)」「ハイカラ(=西洋風で目新しいことやそれを追求する様)」をテーマにした空間を作ろうとなった。

京都の花街らしさを感じる場をお届けしていきます。
お香の妖艶な香りの中で、踊り子のパフォーマンスを観て、京ご飯を食べ、ライブペインティングや展示を観ながら過ごせます。
この日、出逢い集まる人たちで会話に花を咲かせられたら。
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テーマは「爛漫」

目新しく洒落たものを先取りし、異文化をミックスさせる人が溢れ、独自の文化が花開いてきた京都。古き良きものを大切にしながら、粋な文化が育まれてきた街。

コンテンポラリーダンスの「踊り子」や「おばんざい」を提供する料理屋、アート作品を展示するコラージュアーティスト、ライブペインティングを披露するアーティストが集い、花街のような空間を作ります。そんな爛漫を楽しめる1日限りのイベントを京都にて開きます。

今回そんな、ノスタルジックな雰囲気と、新しくモダンな雰囲気がミックスした空間を楽しんでください。

是非ぜひ、ドレスコードにお気に入りの服装に和や花柄のワンポイントを合わせていらしてください。自分なりのハイカラを身に纏って、風情ある粋なおめかしをしてきてください。

料理のこと

どんな食事を作ろうか考える中で、京都の食文化の気づいていなかった一面を見つけることになったのだけど、それをメニューに散りばめてみた。

イメージは和モダン
詰め合わせお弁当の完成

実はよく食べられている牛肉。そこで牛肉を使ってしぐれ煮を。華やかなハレの日に食べるちらし寿司にちなんでちらしご飯を作ったら、京の芸者さんが食べそうなご飯っぽくなったかな。

あとラインナップに入れてみたのが京中華。
京中華というジャンルを知ってから気になり、今年5月に初めて行ったのだけど、これが衝撃で。広東料理屋「鳳泉」で名物のからし蕎麦と春巻きを食べたときに「これは中華なの??」というような薄味だけど調味料じゃない素材の味がしてハマっちゃった。

筍たっぷり。皮は薄卵で巻いて揚げてるみたい。

京中華初めて食べた後に記録を残してた(笑)のでここでもシェア。

おばんざいが大切にするのは季節の食材を使うこと。そこで秋らしい食材をたっぷり使おうと銀杏とさつまいもの甘露煮と蓮根揚げを詰め合わせた。

火を入れるとツヤっと綺麗な黄色に変化していった🍂

芸と和モダンな空間

みんなが粋な服装で来てくれて和な最高な空間だった。私もどんな服着ようか考えることを楽しめるようになって成長して嬉しいな〜

お気に入りの服や、ワンポイントアイテムを身につけたり、
着物を来てくれたり、鮮やかな場だった

友人のイラストが空間を彩り、

青色のライトで照らされたライブペインティングで、会場が妖艶な雰囲気に。

あっという間に壁一面に蛍光色の花が咲いたよう

入り口にはお香を炊いた。やっぱり香り、特にお香は身体全体が香りに包まれて浄化されるような感覚になるな。ego wearさんのポエマティックな文章も相まって、妖艶っぽさを嗅覚でも感じる空間が出来上がった。ほか着物の端切れをフードチケット、花札をドリンクチケットにしたり、床に和柄の布を敷いたりと、我らながら粋な場になってたな🥀

主催メンバーでパシャリ

芸者たちが集まってそれぞれの催しを出しているような場になって、とても楽しかったです時間がたった今でも余韻…

いろんな方に来てもらえてとっても嬉しかった〜〜!
ありがとうございました❣️

番外編

夜ご飯とお店巡りも楽しんできました。☺︎

烏丸御池の「にこみや鈴や」。カウンター越しにおでんが煮込まれて、骨董品の器と調理道具もあって、目の保養。ひろうすお気に入りだったな。
スイスのオーナーさんが手がけるインテリアショップ「POJ studio」。
日本のクラフトへの大いなるリスペクトを感じるお店の姿勢が素敵。お香がなくなっても、花紋が押された箱使います。

当日のプレイリストも作りましたこちら🪩🍃

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