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No.220|夏休みの怪談特集

2023年8月13日 たまちゃんの「いつか何ものかになる道」 No.220
当ブログは、30代後半の元ポンコツのサラリーマンが何ものかに変化変容を果たす過程をリアルに発信します。
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■サウナであった話

先日あった怪談を紹介します。

中学高校時代の友人と夕方から飲む約束をしていました。
昼間に時間が出来たので、早めに集合付近にむかい、近くのサウナに行ったんです。

そのサウナはかなり昔からある都市型サウナ。
久しぶりに、サウナに入るということで、ウキウキした気分でサウナに入りました。

何セットか繰り返していた際に、

「金曜・土曜はウィスキング開催。ウィスキング開催中は、〇〇室は使用禁止」

というでかい文字が壁に貼ってあることに気づきました。

はて、ウィスキングとは何か。
サウナで、ロウリュウ、アウフグース以外にも、新しいイベントが出てきたのか。

差別化が大事なため、そうしたイベントを開催しているんだろうな、と思いつつ、一体どういったイベントなのかが気になりました。

しかし、ウィスキングの説明文が書かれたPOPとかは一切無し。
開催しているであろう事実だけが、壁の文字から推察されます。

その後、久しぶりにマッサージを受け、いよいよ友人たちとの待ち合わせ時間に近づいてきましたので、着替えるためロッカーに向かいました。

すると、「ウィスキング」に関するPOPがありました。

サウナ室で行う新感覚リラクゼーション
ウィスキング
植物と蒸気につつまれる、
まるで森林浴のような癒しのひとときを

と書かれてます。
いやいや、なんのこっちゃか、わからない。

申し込み方法の案内もなければ、イベントの中身もわからない。

■ウィスキングとは?

そこで、近くにいた「研修中」とかかれた名札のついたスタッフに何のイベントか聞いてみたところ、「わからない」とのこと。

まあ、仕方ない。
うすうす、わからないだろうと思って聞きましたからね、私も。

続いて、今度は研修中ではない、別のスタッフに聞くと、「予約してやるやつですね」との回答。

「どのような内容なんですか?」と追加で聞くと、困った顔で、

「わからないですね…。受けたことないんで」

との回答。

確かに、そうだよね!
受けたことないからわからないって!
you、正直者だね!

POPではイベントの中身がわからない。
興味ある客にスタッフは説明できず。
挙句の果てに、スタッフは受けたことないからわからん、って。

これ誰もわからんやん。
わからんのに誰が受けてるの?
誰も受けたことないから、広がらへんやん。誰がやってるの?
主催者はスタッフに説明しないの?
予約せなあかんのに予約方法の説明がなんでないの?
集客する気あるん?
てか、そもそも何なんよ、このイベントは?

わからないことがありすぎて怖すぎます。
スタッフの理屈も踏まえると、

受ける人がいない→どういったイベントか知ってる人がいない→誰も説明できない→受ける人がいない…

ということになっているのは間違いなさそうです。

知名度のないことをやる際は、少なくとも、イベントの内容を超具体的にPOPなどで説明しつつ、スタッフにも伝え、顧客の動線を踏まえた注文方法を設計し、何より顧客に伝えることが求められるとよくわかりました。

やはり、物事は、

伝わったことがすべて

ですね。
(今回の話は、その土俵に立っていませんが…)


最後までお読みいただき、ありがとうございます!
明日も「即断・即決・即実行」「わからないからすべてやる!」「習うより慣れよ」「批評家ではなく実践家であれ!」でいきます!

●本日のまとめ

  • 知名度のないことを始める際は、顧客への説明を具体的にし、その媒体にも工夫を凝らすこと。

  • 伝わったことが全て、を評価軸にするといかに伝えることをしていないかがわかる。

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