話のはなし

つれづれなるままに きもちをのせて 風のようにきえていきたい 3年間を生きのびるための…

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つれづれなるままに きもちをのせて 風のようにきえていきたい 3年間を生きのびるための記し 残された者の日々

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夢かうつつか… 【0/1096】

(子どもを亡くしたあとの世界について書いています) 突然の晴天の霹靂の まるで信じられない出来事 しんとしたなにもないところに ただ静かにいるそこははじめての場所だ 不安やなんの疑問もなくただ静かにたたずむ だってそれしかできないのだから なにも感じられないのだから しかし人の生への執着か だんだんと空気がかわりリアルがもどる でもまた夢でそこへもどる 夢の中にいられたらよかった すすみたいと思う気持ちがうらめしいのがうつつ きみはどこにいる? 夢

    • 【624/1096】やさしいことばやさしい声

      思いがけずやさしいことばを かけられる やさしい声はやさしい音 なんで今なのか なんで自分なのか 声は音になり やさしく心に響く こころの奥の方へ すっと入り込んでゆるむ 音のもつ力 音が心身を広げてくれる 世界が少し広がる きみへ投げた音は 心地よいものだけでなかった きみの心に届くような やさしい音ではなかった そう思う 楽しくやさしい音のときもあった 辛く厳しいときの方が よりたくさん思い起こされる 悲しい音として みなの心へ届いたかもね きみの部屋で きみの

      • 【623/1096】へこたれない力

        へこたれない力 へこたれないって 久しぶりに耳にする へこたれないの反対は へこたれる?になるのだろうか 不思議なニュアンスの日本語 褒められた子どもと 褒められなかった子ども 厳しくされた子どもなどなど 大人になったときに へこたれない力がつくのは どんな子なのか? という記事を読んだ わたしは褒められて育っていない 大人になった今でさえ 自分の喜ばしいことを親は褒めない こんな状況なのに よく頑張ったねとか そういう労い ないんだよなー 不思議すぎる関係性 それに対し

        • 【622/1096】よく寝ること

          今週末はよく寝た 家族の予定がのんびりで 朝寝坊ができた 当たり前のことなんだけど 睡眠時間が短いと 疲れが取れずよくない 脳みそはなかなか変えがたいのか 以前のように しゃきしゃき動こうとする のんびりする ということを 脳があまり選ばない 習慣になったことで よいことがあると報酬になって 脳はよく覚えている 40代の体は普通ならよく動けるはずで 傷を忘れたかのように 動こうとしてしまう その方が気分も効率もいい 実際には 実年齢よりも 加齢がすすんだ体のようになり

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        夢かうつつか… 【0/1096】

          【621/1096】そろそろ6月

          湿気を感じる季節到来 そろそろ6月 どうやら毎年 6月ころから 調子がよくなっているらしい 今年は4月を終えるあたりから 抜けてきてたからか 落ち気味の波を感じている 波はまだ遠くにいる なるべく穏やかに迎えたいなと 心穏やかに過ごす きみの特性について 亡くなってからも 学びが深まっている 生きているころから知りたかったこと 知りたくて調べたり学んだり 話を聞いたりしてきたけれど 当てはまらなかったことの答え それらのかけらを見つけ始める 悲しいな きみは苦しかっただろ

          【621/1096】そろそろ6月

          【620/1096】いる場所が違うだけ

          亡くなった人とは いる場所が違うだけ ただ目に見えないだけ そうとらえる世界もあり ならばきみはどこか別の所にいて 楽しくやっているのだろうか こちらよりも幸せにいてほしい 愚かなエゴだとしても そう思うよ 今日は短くしまいにする 今日もありがとう 残された者の日々

          【620/1096】いる場所が違うだけ

          【619/1096】信頼できる他者の有無

          ある本に書かれていた言葉 子どもにとって 初めての信頼できる他者は 母親なのだそうだ 母親との関係で 関心 愛情 協力を得ること それに失敗すると 共同体感覚 まわりとの結びついているという感覚が 発達しづらいらしい 協力するということそのものを 学べないようだ 愛着障害のことだろうか 専門家に愛着障害があったかどうか 育ての中での弊害が この結果に繋がったのではと 幾度となく聞いてきた 自分の育て方のせいなのではないか あれがこれがと原因になることを 何度も何度も思い出し

          【619/1096】信頼できる他者の有無

          【618/1096】「そこに愛はあるのかい?」

          昔見たドラマのセリフ 「そこに愛はあるのかい?」 そこに愛はあったよ 自信をもって言える 愛がこもっているものと そうでないものの その差は人に伝わってしまう 愛ゆえに苦しむし 愛があるからやりきれる そこここに愛はある なにかをするとき そこに愛があるのか あったのか 自分に問うことが多い 愛があることに救われ安心する 愛はなくならない 愛することでまた湧き出てくる 目減りしない そういうものだと思う 反対に出し惜しみすると 足りなくなるような気もする 愛は放出してい

          【618/1096】「そこに愛はあるのかい?」

          【617/1096】モチベーション

          モチベーションがあがる 鬱っぽさから抜けて そこから湧き上がるもの さまざまなことへの意欲が増す 増す といっても すこし前に比べたら…という具合で やりすぎたり頑張りすぎは禁物ゆえ ほどほどに すこしずつ 上げるようにしている しゃきしゃきと動けるようになったし 自然と笑顔になれる ギアが上がった感じがするが 燃料自体は増えてないので 燃やすと消耗が早い 結局 つかれて寝ることが増える 喪失からのダメージ 鬱っぽさからのダメージ それらで基本の燃料は減っていて 気持ちが

          【617/1096】モチベーション

          【616/1096】新たな決意に別れあり

          子どものこと 彼女には新たな決意があり そこには大切なひと 大切だったはずの人との別れがあった 親目線で見ているとはがゆい どちらも悪くないし どちらも勘違いしてるかもしれない けれど埋められない溝があり その端と端で 目配せすることもなく ふたりは別れた 恋人と違って 友だちは出会いも別れもあいまいで じゃぁ今日から友だちね じゃぁ明日から友だちやめよう とか ないもんね 自然の成り行きしかなく ともにいる年月でしかない ともにいた日々に 互いの間にあったものは確かで

          【616/1096】新たな決意に別れあり

          【615/1096】新たな視点をありがとう

          西田夫婦という ユーチューバーの方を知る 大切な方を亡くされた方たちで 希死念慮のある人からの 電話を受け付けたりされている 自◯は病死 なのだそうだ 友達の遺族の子も そう言っていたけれど そうなのか と胸にささる 投稿されている動画を 見させてもらって 同じ悲しみを抱えるものとして じっくり聞き入った 語り口にすごく優しみがある 「乗り越えるのは周りの方」 そのことばも驚きだった そうか そうかもね 当人たちは乗り越えることはない 乗り越えるのは 周りの人たちでもあ

          【615/1096】新たな視点をありがとう

          【614/1096】歩くことでチャージ

          運動不足解消のために歩き始めた (と思っていた) 日々のルーティンから はみ出した時間を持つことは 気分転換にもなるし一石二鳥 きみが消えてしまってから 我慢せずなんでも食べた これまでだったら 食べないようなものも たくさん食べてきた あたり前だけど太って お腹周りのお肉も気になる だから痩せるためにも歩こう なんて 一石三鳥も狙う どうすれば 身体にいい歩き方ができるのか 日々研究 丹田だの足の裏だのを意識してみたり 腰から足を出すように歩いたり どれもしっくりこない

          【614/1096】歩くことでチャージ

          【613/1096】いい人にはなれない

          いい人にはなれない ま ならなくてもいいのだが なりたくてもなれないだろう きみのことがひっかかる どんなに分離して分別しても ばさっと切られたり ぐるっと一括りにされたり 社会というのは なるべくわかりやすく 答えを出したがる きっときみはこういうものに 苦しまされてきたのだな 他者からの線引 どんなに自分はよくても 社会の枠内にいなければならない そこにまぎれておけば安心だけど まぎれることができないとき ひどく不安で情けなくなる きみは きっと まぎれることができな

          【613/1096】いい人にはなれない

          【612/1096】歩く②

          雨でない日は歩いている 日中すきに歩く時間をとれないので 散歩は気分転換によい 全身をつかって 足の裏を意識して 自分のペースで歩く 先日は子どもたちの登校にはちあい 楽しげにゆくみなとすれ違いながら きみの悲しみを思った きみはどんな気持ちで 毎日登校していたのだろうか きみの絶望 きみの生きていくための糧 きみの希望 それらを知らず生きていた自分 自分の勘を注いできた きみとの歩み 突然断たれたその道で いつまでも呆然としていた 元気でいられる時間は短く いろんな刺

          【612/1096】歩く②

          【611/1096】歩く

          最近毎日歩いている 30分から1時間くらい てくてくてくてく その日の気ままに 川沿いの道 住宅街 行ったことのない路地 不思議と人に会わない時間らしく のんびり自由に散策している 公園を通過 緑がまぶしい きみと散歩したらよかったな あれこれと思う気持ちは 歩の運びとともに風に流れ 消えていく 思念はほとんどない 歩くと気持ちが良い 天気がよければすこし汗ばむ 雨降りあとは緑が潤い美しい くもりはくもりで過ごしやすい どんな日もありがたい どんな日でも美しい きみのこ

          【611/1096】歩く

          【610/1096】あと5分

          本日の投稿を忘れていた  あと5分で明日が来る 今朝は朝から散歩をして そのあとは好きなことをやり ずっと集中していた 時間を忘れ 没頭 集中するとつかれるし お腹もすく そんなこんなでこんな時間 今日は充実した1日だった 今日が終わる前に 今日の心持ちを 今日もありがとう 残された者の日々

          【610/1096】あと5分