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僕がギャラリーを辞めてSNSに本気になるまで

はじめまして画家のTAKUYA YONEZAWAです✨
現在はSNSを中心に画家として活動しています。これまでは10年以上ギャラリーの所属作家として様々な場所で展示活動を行いながら制作をしてきました。そして色々あって2020年の春に所属していたギャラリーを離れることを決めました。今回は投稿初回ということで、僕がなぜギャラリー所属をやめてSNSに活路を見出したのか。そのときにどんなことを考えていたのかなどをまとめてみました。

何故辞めたのか

やめた理由は単純で、ギャラリーとの折り合いがつかなくなったからです。事前に打ち合わせていた展示内容で作品を作ってても当日作品を持っていくと全く違う展示構成にされてしまったり、事前に言われていた作品サイズで制作をしても当日展示に行くと明らかに作品のサイズが大きすぎたりと年々作家に対する扱いが雑になっているように感じていました。また預けていた作品を勝手に売られてしまっていたりなど信用を失意する行為があったことも大きなきっかけでした。

そんなことがあって、でも展示の締め切りはやってくる。展示のための作品を仕上げてもギャラリーの反応はよくない。作家としての自分が否定されるような日々が続き、制作のモチベーションがどんどん下がり、いよいよ限界がきました💧

先行きに不安を感じている中ふと
「自分は何のために絵を描いているのだろう?」と考えました。そこで自分は作品を見てくれた人にワクワクを届けるために絵を描いているという自分の最も根源的なことを思い出したのです。

今の自分は人をワクワクさせることができる作品を作れているだろうか?そもそも自分がワクワクできているだろうか?そう問いかけたとき、答えはノーでした。迫ってくる締め切りに追われ、ただただ作品をこなす日々。そこに絵を描く喜びはありませんでした。

自分が絵を描く楽しさワクワクする心を思い出し、それを見てくれた方に届けたい!そう考えたとき、僕の心が固まりました。そして学生時代から長年お世話になったギャラリーの所属を辞めて現在に至ります。

何が変わったか

ギャラリーを辞めて考えた事は、今までよりもたくさんの方に自分の作品を届ける方法でした。毎年2・3回開催していた個展の本数は0になりました。コロナの影響もあり個展を開催するのがはばかられる状況もありました。だからこそ僕がたどり着いた結論は「本気でSNSで発信する」でした。

なぜSNSなのか

個展を開催していた当時、実際に会期中に見に来ていただけるお客さんはそのギャラリーやカフェの常連さんや、自分の作品を楽しみにしていただいいているファンの方々合わせても300人ほど。そのうち作品を購入してくれる方はごくごくわずかでした。1度の展示で1枚も作品が売れないことも普通でした。それでも、300人中1人か2人ぐらいは自分の作品をすごく気にいってくれて、中には購入したいと言ってくれる人もいたのです。

自分の作品を「いいね!」と思ってくれる人は少なからずいる!今は知名度はないけれど、例えばこの300人が、3000人・・・30,000人と増えていけば自分の作品を気に入ってくれる人が30人、300人と増えていくかもしれない❗️

今まで作品は生で見せてこそ価値がある!と思っていたけれど、そこも撮影や文章を工夫することによってカバーできるかもしれない❗️

そんなことを考えたらいてもたってもいられず、決めたその日にTwitterでアカウントを作成しました。それがこちら▼

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それから1年半、たくさんのファンの方々、作家仲間の皆さんにご縁をいただき、たくさんの方々と素敵な交流が生まれました。投稿した作品が3万以上のいいねをいただくなど貴重な経験もさせていただきました。きっと、偶然に寄るところも大きいのだとは思いますが、それでも結果的にSNS上でたくさんの出会いを経験することができました。本当に感謝しています。

何が正解か分かりませんが、紆余曲折あって僕は今SNSに希望を見出しています。そしてSNS上だけではなく、いつかフォロワーの皆様と実際に展覧会でお会いできる日が来たらいいなと思っています。今は文章でしか交流できませんが、展覧会でお会いしたその時はぜひ作品の解説をさせてください!

以上が僕がギャラリーをやめてSNSに本気になるまでのお話でした。

これからも、自分の制作に対する考え方や制作技法の画材情報などを、noteに残していきたいと思っています。

どうぞよろしくおねがいします🤲

画家 TAKUYA YONEZAWA



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