映画の紹介238本目 『世界侵略:ロサンゼルス決戦』
こんにちは、たくやです。
今日紹介する映画は、
『世界侵略:ロサンゼルス決戦』です。
この映画はジョナサン・リーベスマン監督の作品で、
ロサンゼルスに襲来した地球外生命体の軍勢に、アメリカ海兵隊が立ち向かう物語です。
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【ジョナサン・リーベスマン監督について】
監督は南アフリカ共和国の映画監督です。
2000年に短編映画 Genesis and Catastrophe がオースティン映画祭やハリウッド映画祭で上映され、賞を受けました。
26歳の時に『黒の怨』で長編監督デビューし、これが北米週末興行収入で一位となります。
2006年には『悪魔のいけにえ』のリメイク版である『テキサス・チェーンソー』の続編『テキサス・チェーンソー ビギニング』が公開され、2011年にはアーロン・エッカート主演のSF映画『世界侵略: ロサンゼルス決戦』が公開されました。
【あらすじ】
米国・カリフォルニア州、サンオノフレ・ミリタリービーチの海辺。
ここはペンドルトン米軍キャンプ近くの海岸で、水曜の朝に海兵隊の二等軍曹のマイケル・ナンツがトレーニングのために砂浜を走っていました。
20年も軍で勤務しているせいもあり、そんなナンツを若い軍人のグループが楽々と追い抜いてゆきます。
若者たちが余裕で自分より速く走るのを見たナンツは、がっくりと力が抜けたようになり、立ち止り、苦しげに肩で呼吸をします。
ナンツ自身の実感としては歳をとったとは感じていませんが、こうして若者たちが自分より速く走る現実を見せつけられると、自分の実感と現実の間に大きな落差を感じ困惑するのでした。
朝のトレーニングを終えたナンツはマッスルカーをかっとばして勤務先の海兵隊基地へ向かいます。
ナンツは先日すでに退役願を提出して、あとは承認を得て、今期限りで軍人を辞めるつもりでした。
カーラジオからはニュースが流れており、小規模の流星群らしきものが明朝に大気圏に突入すると予想される、隕石が落下するのは陸から何キロも離れた太平洋だなどと伝えていました。
海兵隊基地に到着したナンツは、古くからの友人で今は曹長で上官となっているジョン・ロイに会いにゆきます。
ロイはナンツに向かってなぜ退役願なんて提出するのか、勲章も山ほどもらっているのか?と問いかけます。
ナンツに辞めてほしくないのであり、そう言ってくれる友人の気持ちを感じつつもナンツは、兵士には賞味期限があり、今訓練中の兵士たちが卒業したら自分は引退して楽しく余生を送りたい、管理職にはなりたくないなどと強がりを言ってみせるのでした。
泣き言を言わないのが軍人の文化で、ロイはナンツの気持ちを察して、前回の実戦での出来事は本当に不幸なことだった、と気持ちに寄り添ったことを言い、残念だとは思いつつもナンツの希望どおり退役願の書類に承認の署名をするのでした。
ナンツは歴戦で手柄をあげてきた兵士でしたが、前回、実戦で作戦行動中に部下を死なせてしまったことがトラウマになっていました。
今でも自分を責め続けており、自分には指揮をとる資格が無いとも思え、実戦を避け訓練教官になったのですが、教官をしていてもその記憶が蘇ってしまい、辛いから退職しようと思ったのでした。
翌朝のマルティネス少尉の自宅。マルティネスは士官学校を首席で卒業して1か月で、最近小隊長になったばかりでした。
マルティネスは妊娠して大きくなった妻のお腹に愛情をこめてキスをして、その後ラストへ向かう物語です。
【最後に】
本映画を鑑賞して、
宇宙人と地球人の戦いにおけるシーンの臨場感があり、常にハラハラとさせるようなストーリー設計で、観る側も没頭して楽しめました。
とてもオススメの作品です!
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