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デザイナーの日々の備忘録です。旅先で感じたことや、デザイン制作の記録など。1990年生…

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デザイナーの日々の備忘録です。旅先で感じたことや、デザイン制作の記録など。1990年生まれ。

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  • 旅の記録

    ある場所を訪れた時に感じたことなどの備忘録

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    デザイン制作をした時に、どんな考えで進めていったかという備忘録

最近の記事

日常をベトナムに移してみる vol.4 仕事

3日目の朝。どこかでササっと朝食をとろうと、宿を出た。 お、涼しい。というか肌寒い。 天気予報を見ると、昨日までの猛暑は今日から少しおさまるらしい。 宿から歩いて2分ほどのところにカフェがあった。あったかいものが飲みたい。 早速ホットのベトナムコーヒーと、一緒にアップルパイを注文。せっかくなのでベトナムらしく外の席で食べることにした。 ベトナムコーヒーって結構苦いんだな。ここだけかもしれないが、結構濃い。 一緒にもらった水で薄めてみたら、いい感じの濃さで飲みやすくなった

    • 日常をベトナムに移してみる vol.3 ハノイ

      ドミトリー宿で迎えた2日目の朝。朝食はバイキング形式だった。 「おいしいな。まるでアパホテル。」とか考えながら食べていると、「楽しんでいるかい?」と声をかけられた。振り向くと白髪の男性だった。 「楽しんでるよ。昨日日本から来た。」 「そうか、いいね。」 「どこから来たの?」 「カナダから。ここが大好きで長期滞在しているよ。何度もハノイに来たことがあるんだ。」 男性は仕事をリタイアして、一人旅をしているらしい。とても朗らかな雰囲気の方だった。 日本では年配の方が長期間ドミ

      • 日常をベトナムに移してみる vol.2 出発

        出発の日になった。 前日早く寝ればいいのだが、なんだかんだで寝るのが2時過ぎになってしまった。2時間ほど寝て、朝5時過ぎに家を出た。4月末の早朝はまだ肌寒かった。 今回の旅はゴールデンウィークを使って、こんな感じで考えている。 出発直前で抱えている仕事の案件のボリュームが膨らんでしまったので、平日は仕事をするのと、休日もおそらく仕事をしないと納期に間に合いそうにない。なので仕事しながら、その合間でしっかりとベトナムを楽しみたいと思う。 前半はハノイで過ごし、後半はできた

        • 日常をベトナムに移してみる vol1.出発前

          2024年に入ってから数ヶ月、割とバタバタと過ごしていた。というのも、3月に開催されるJR国立駅前のまちづくりイベントに関わることになり、年明けからそのイベント開催まで、週末はその準備に時間を費やすことが多くなっていたからだ。 自分の住んでいるまちを盛り上げようと、まちに関わる方々が一体となって頑張った。結果予想をはるかに超える集客があり、多くの方が駅前で穏やかな時間を楽しんでいた。大成功だったと思う。関わさせてもらえたことに大いに感謝している。 イベント後、週末の予定に余

        日常をベトナムに移してみる vol.4 仕事

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          富岡製糸場の働き方

          富岡製糸場は世界文化遺産なのだけれど、同じく文化遺産の姫路城や厳島神社などと比べるとあまり目立たない方だと思う。 けど世界遺産になっているということは、それなりの理由があるのだろう。という訳で富岡製糸場はここ10年くらいずっと気になっていたけど行けずじまいで、特に理由は無いけど今だ!と思い、12月のとある土曜日、行くことにした。 どんな場所なのか朝、池袋からバスに乗って2時間ほど、あっという間に富岡に着いた。 そして富岡駅から歩くこと10分、富岡製糸場に着いた。 オー、以

          富岡製糸場の働き方

          谷保ZiNEという本を作った(後編)

          「谷保ZiNE」という本の制作記録の後編です。 前編記事はこちら↓ 秋9月後半、文章執筆をお願いした方々からぞくぞくと文章が届いた。 「どうして谷保にいるのか。」という問いだけ投げかけて自由に書いてもらったのにもかかわらず、文体は違えど、何人かが同じような内容を書いてあった。 谷保について似た認識を持っていて、なんかおもしろい。特に打ち合わせした訳ではないのに。 ある日、主要メンバーで集まって本の締めくくりはどうしようかと話し合った。 元々は、発起人のTさんと私で、締め

          谷保ZiNEという本を作った(後編)

          谷保ZiNEという本を作った (前編)

          東京都国立市の谷保というエリアが好きな人が集まって「谷保ZiNE」という本を作りました。 この本は6名の著者が「どうして谷保にいるのか」をテーマに自由に書いた文章を集めて掲載しています。本の後半では著者が集まって、それぞれの文章について感想を話し合った座談会の記録も掲載しています。 2023年の春から構想を初めて、無事11月に完成させることができました。忘れないうちに制作の記録を残しておきたいと思います。 春2023年春の金曜、仕事が終わって帰ろうとしていた22時頃、顔馴染

          谷保ZiNEという本を作った (前編)

          唐突台北旅行

          以前使っていたPCから、2016年か2017年頃、唐突に台北に行きたくなって弾丸で行ったときの文章がでてきたので備忘録としてアップロードしておこうと思います。帰りの飛行機待ちの時間にワーっと書いた雑文ですが、相当暇なときにお読みいただければと思います。 来週の月曜有給を取れたから3連休になった。なんか台湾行きたいな、と思ったのが水曜日。その夜ネットで航空券をとり、金曜昼成田発、日曜の午前1時45分台北発の1泊3日で台湾に行ってくることにした。 で、台湾に着いた。行くまでは

          唐突台北旅行

          奥多摩で考えたこと

          東京都西部にある奥多摩町ってどんな雰囲気なのかずっと興味があって、すこし時間ができたので一泊二日で滞在をしてきました。 町内を歩いたり、色々な方のお話を聞けたりして、全く知らなかった奥多摩町のことが見えてきて興味深かったので記録しておこうと思います。 町の雰囲気奥多摩はコンパクトな町の中に、小規模な飲食店が並び、とても居心地のよい雰囲気でした。割と最近できたというブルワリーなんかもあったり(かなりビール美味しかった)、徒歩圏内に温泉やキャンプ場もあったりで、都内で自然を満喫

          奥多摩で考えたこと

          ストレスが溜まっているときに効くこと5選

          ここ数ヶ月、とてもタイトなスケジュールの仕事が続き、不安が押し寄せる日々を過ごしていました。ストレスフルな毎日で、メンタル的にあまりよろしくありませんでした。 このままメンタル不調に陥ってはマズいなと思い、いろいろなストレス解消法を試みたので、今後のためにも自分的に良かったもの5選を記録しておこうと思います。 1. 誰かに話すベタですが、効きます。 別に抱えている問題が解決する訳ではありませんが、他人との 「最近やばいんだよね。」 「へー、そうなんだ。」 の1往復があるのと

          ストレスが溜まっているときに効くこと5選

          空き缶ポイ捨ての傾向について

          一時期、空き缶ポイ捨ての様子を写真に撮って集めていたことがあるのですが、いくつか見てみると、ある傾向があるように思いました。 今回はその傾向のご報告です。ちゃんとした調査とかではなく完全主観的なレポートです。 傾向① 台の上に置く最もよく見られるのは、缶を置くのにちょうど良さそうな台の上に置くという捨て方です。 傾向② レールに置く街中に様々あるレールも、格好の置き場所になっていると思われます。 傾向③ 植木にぶっ刺す道端の植木に缶をぶっ刺しているケースも見られました。

          空き缶ポイ捨ての傾向について

          電車オタクになって楽しい人生を送ろう

          ある特定分野の愛好家を称してオタクと言うことがよくあります。 アイドルオタク、アニメオタク、電車オタクなどです。 最近ふとオタクについて考えていたのですが、様々なオタクの中で電車オタクが気になりました。なぜなら電車オタクは「価値の創造」という点でとても優れているのではないかと思ったからです。そして電車オタク的な人間になれば、人生がとても楽しくなるのではないかと。 この記事では、僕が考えた電車オタクの優れた点と、電車オタク的な性格がなぜ生きる上で役に立つのかを書きたいと思い

          電車オタクになって楽しい人生を送ろう

          「あの人は悪い人じゃない」は結局いい人?悪い人?

          その場にいない人の話をするときに、こんな言葉を聞いたことがあると思います。 「あの人は悪い人じゃないんだけどね。」 結局、"あの人"は「いい人」なのでしょうか、「悪い人」なのでしょうか。 このことをずっと考えていたのですが、私は「ちょっと悪い人」であると思います。 この記事では「ちょっと悪い人」である理由と、「悪い人じゃない」という回りくどい言い方の背後にある心理について考えた内容を書きたいと思います。 「いい人」、「悪い人」の2極で考えると"あの人"が「いい人」なのか

          「あの人は悪い人じゃない」は結局いい人?悪い人?