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フリーランスの学習術

 突然だけれども、本日はフリーランスとして50代を突破しながらも個として活躍し続けている御方からお話を伺ったので、今回はそのエッセンスを残しておこうと思う。

①専門性を学習

 フリーランスとして貢献するということは、専門性が欠かせない。誰でもできるスキルで誰でもできる仕事を請けてしまっては単価は下がるばかりで未来がない。だからこそ自分が極めると決めた道を日々学習し続けることが大事だという。

 例えば営業であれば見込み客の方々を見つけてアタックしてクロージングに持っていくという本質は変わらないけれども、近頃であればAIを活用して営業手法がどのように変化しているのかを追っていくようなイメージとのこと。

②専門外を学習

 フリーランスで働くというと、家の中に引き籠ってもくもくと作業している社会不適合者のイメージを持っている方もいらっしゃるけれども、ハイスキルな皆さまは組織の中に入り込んでチームの一員として貢献することも多い。だからこそ、自分と違う領域の方々と会話して連携が取れるように広く浅く学び続けることが大事だという。

 例えば営業であればマーケターの方々と雑談を通じて学ぶことを欠かさず、エンジニアチームを飲みに誘って何に気を付けて仕様を決めているのかを教えてもらったりといった風にして自分の枠組みを超えていくイメージとのこと。

③若手から学習

 実はこれが最も重要とのことだ。会社であれば毎年のように新人が入ってきて後輩ができる。役職が上がれば若い部下が付く。けれどもフリーランスであれば世代間交流は断絶されている。社会の最前線を生きるリアルな姿や声が一次情報として入手し辛く、メディアなどを通じてバイアスがかかってしまうからこそ、若手と接点を持つことは欠かせない。

 もし仮にフリーランスとしてジョインした会社で後輩がポケモンGOをやってみれば躊躇なくトライする。VRが話題に上がっていればゴーグルをかけて遊んでみる。TikTokが話題に上がれば視聴してみる。名刺がデジタル化されたと聞いたら実際に作ってみる。ちいかわ推しと噂に聞いたらちいかわの帽子を被って指ハートで自撮りしてみる。要はなんでもokとのこと。まずは若手を否定せず全部やってみることがポイントだという。

学び続けよう

 よくニュースで耳にするけれども、自分たち日本人は大学を出てから学ぶことが稀だ。これまで培ったものが通用し続けるほど世界は甘くはない。だからこそ、専門性を極め続け、専門外の方々との接点を増やして広く浅く領域を広げ、また若手の価値観や時代の流れをキャッチし続ける。50代でフリーランスとしてご活躍の御方からヒントをいただいたので、忘れないうちにメモとしてこちらに残しておこう。個として活躍する誰もが輝く未来が訪れますように。

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