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事業と仲間を育む理想と感謝の共有

挑戦を支える全国各地の皆様に光を当てるSupporter Interview。今回のインタビュー対象は宮古島で離島在住の学生向けオンライン塾の運営を手掛ける丸岡 愛美さん。教育を起点に宮古島に深く関わられる想いについて伺いました。


── 丸岡さんの現在の取り組みについてお聞かせください。

今は教育のキーワードを中心に働いています。例えば離島在住の学生向けオンライン塾の運営であったり、宮古島の島の高等学院で学生たちのサポートをしています。他にも宮古島冬まつりの実行員であったりと、様々なプロジェクトに関わらせていただいています。


── どうして教育を中心に?

受験当時は勉強の楽しさを感じられず苦しい日々を過ごしていましたが大人になってみるとこんな意味があったんだとかこんな簡単に成績って上がるんだとか色々見えてきて。自分の経験が今、勉強で苦しんでる子たちの役に立つんじゃないかと思って、これは多くの人に届けなきゃと思って教育に携わり始めました。

自分の経験からオンライン教育を届け始めた丸岡さん


── 教育に関わられてみて、如何でしたか?

勉強好きな子は世の中に僅かしかいないことに衝撃を受けました。けれども勉強嫌いな理由を深掘りしてみると、先生との相性だったり、画一的な進め方だったり、家庭の都合で塾に通えなかったりと、ちょっとしたことがきっかけだったりしたんですね。


── そこで立ち上がったのが離島向けオンライン塾。

そうなんです。生徒さんから「どこでも勉強できて嬉しい。持病を持っていてもベッドから学べるので安心。近くに塾がなかったので助かった。全国にいる素敵な先生と出会えて凄い」といった声をいただいていて、教育の隙間にアプローチできているんだなとやりがいを感じています。


── そんな丸岡さんがスタートアップに興味関心を持たれたのは、どういったきっかけでしょうか?

教育事業を今後成長させていくに当たって、スタートアップという形も学んでおこうとISCOの兼村さんが運営するプログラムに足を運んだんです。スタートアップという概念は何か全く知らずに参加したので大変な思いをしましたが(笑)

事業成長に向けてスタートアップを学んだ丸岡さん


── 何を得られましたか?

仮説を立てて検証をしてフィードバックをもらって改善する。そんな事業立ち上げの基礎を学ばせていただきました。今、宮古島で開催準備を進めているStartupWeekend(以下SW)のお話もそちらでいただいたんです。運営に回るにはプログラムの参加が必要とのことだったので、故郷の山口でSWに飛び込んできました。


── 圧倒的な行動力ですね(笑)

おかげで本当に楽しい週末を過ごせました。過酷でしたが(笑)これまでの人生で出会ったことがない年齢も背景もバラバラな人たちとチームを組み、意見が食い違う中で新しいものを生み出していく、教育事業は自分一人からスタートしたものだったので、新しい視点も授かりました。


── その後、間髪空けずに石垣島でSW運営に携わられていらっしゃいましたが、そちらでは何か気付けれたことはありますか?

自分が山口で起こすことが出来たアクションは、実は全く目に入っていなかった運営がいたからこそなんだと発見できましたし、運営同士だからこその絆や繋がりも得られるんだと分かりました。

運営の大切さと得られるものに気付いたSW石垣島(2023)


── そんな風にして場を支える側は何を大切にすべきでしょうか?

コミュニティが好きという気持ちを大事にすることだと思うんです。誰にも言われなくても人に薦めたくなるぐらいの熱い想いを。そんな気持ちがあるからこそ、挑戦する方々を自発的に支えコミュニティを成長させられると信じています。


── それでは逆に、そんな応援を受けてアイデアをカタチにする人は何を心掛けると良いでしょうか?

本気と思いやりですね(笑)本気じゃないと実現まで走り抜けられない。でも本気になり過ぎると、どうしても自分に偏ってしまって自己中心的になってしまい、結果的にチームは崩壊しちゃうと思うんです。一人では何もできないからこそ、仲間を思いやることも大事ではないでしょうか。


── 仲間を集めるためにはどうすればいいでしょうか?

続きは下記よりお読みください。


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