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岩をも砕く行動の継続

 一見、その取り組みが何の成果も出していないように見えたとしても、継続することで大きな成果を出す。まさに継続すれば岩をも砕く、ということが起こり得る。この背景を今回は紐解いていこう。

 一つ目は、目に見える成果を得るには小さな努力を重ねる必要があるから。世の中の多くの物事は小さい物事が積み重なって、一つの大きな物事が起きてくる。

 例えば英会話。最初はどれだけ聞いても喋っても全くスムーズに喋れるような感じがしない。けれども、何度も喋り続けていると、ある日突然喋れるようになるようなもの。

 二つ目は、ある一定量を超えなければ価値が生まれない物事が多々あるから。一つ一つの取り組みそのものは他愛のないものに見えたとしても、それらが積み重ねることで価値が生まれる。

 例えば食レポ。一つのお店だけをレビューしても価値は全くないかもしれない。けれどもその地域のお店を全ての食レポすると、地域のグルメガイドブックが出版できるようなもの。

 三つ目は、取り組みを続けることで慣性の力が働くから。最初はそれに対していったいどんな意味があるんだろうかと思っていたとしても、取り組みを続けることで無意識の習慣となり行動が加速する。

 例えば丁寧な御礼。人と出会った時にどんな所が素晴らしかったのかメッセージで伝え続けると、それが自然な振る舞いとなり人々との結び付きを強め、将来の飛躍に向けた地盤が出来上がっていく。

 行動を続ければ岩をも砕く。岩がすぐには砕けないからといって行動を止めてしまっては、何も変わることはない。僅かな行動だけでは目に見える成果は起きず、例え小さくとも積み重ねることで価値が生まれ、そして行動は習慣となり結果に向けて土台を整えていく。さぁ、諦めずに No Talk, All Action!!!


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