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スリランカのアーユルヴェーダホテル「Tagiru.」に16日間滞在して得たもの #6

この記事は2023年8月6日〜21日にスリランカのアーユルヴェーダホテル「Tagiru.」に滞在した体験記です。(前回の続き)

慌ただしい日を過ごしているうちに、続きを書こうと思いつつ睡眠時間の確保を優先してしまい、前回の投稿からだいぶ間が空いてしまいました。


8/10 Day5

Cleaning Day

この日はVirechanaヴィレチャナという腸のクリーニングを行ないました。Cleaning Dayは人生で最もデトックスをする日とも言われていて、今回のTagiru.滞在中のイベントの中で一番楽しみにしていました。
個人差はありますので参考になるかどうかは分かりませんが、私の体験を時系列で紹介します。

8:00

ドクターの部屋に行き、特別な下剤を飲みます。

泥のような見た目の下剤。それほど苦くはないがザラザラした食感
下剤を口に含み、白湯で流し込みます

ドクターからは便の時刻と回数を記録して報告するように指示がありました。自室に戻り、吐き気を抑制する効果のあるハーブティーを飲み、ライム果汁を舐めつつ、部屋の中を歩き回りながら下剤が効いてくるのを待ちます。
私の場合は最初は普通の便が出て次に軟らかい便、そして回数を重ねるごとに水っぽくなっていきました。

9:30〜10:10

ほぼ水状態の便が繰り返し連続で来て、便座を離れられませんでした。

10:20

軽食のライススープ(お粥)が部屋に届きました。お腹が落ち着いたタイミングでいただきます。ハーブティーの味に飽きていたのでとても美味しかったです。

10:35〜12:00

再び水状態の便が出続けますが12時頃に収まり、ひとまず腸内の全てを出し切ったと感じました。(しかしこれは勘違いだったことを後で思い知らされます)

13:10 ランチ

食堂にてみんなとランチ。ただしメニューは他の人と違ってこの日専用の赤いスープが提供されます。

13:30〜13:45

昼食を食べたらまた胃腸が刺激されたのか、15分ほど断続的にほぼ水状のものが出ました。色も薄くかなり水に近いものでしたがこれで終わりかどうかの確証が持てず、あと何回繰り返されるか不安になりました。

午後のマッサージをキャンセル

午後に2回のマッサージが予定されていましたが、施術中に便意が来たら困ると思い、午後のマッサージをキャンセルすることにしました。

後で他の人にその話をしたところ、「トイレに行きたくなったらマッサージ途中でも行けばいいじゃん」と軽く言われて、そういう考え方もあるのか〜と思いました。その人とは違って、私は「相手に迷惑をかけたくない」「不測の事態が発生するのを避けたい」と考えてしまうので、心配性で完璧主義者な傾向があるんだろうなということを再発見しました。

16:00

水状のものが1回出て、これが本当に最後。完全にスッキリしました。

19:00 ディナー

ディナーも他の人と違って野菜のみの一皿とスープ。いろんな種類の野菜がそれぞれ異なるスパイスで味付けされていて、肉・魚や炭水化物抜きでも満足できます。

上:ランチ、下:ディナー


時刻と回数をメモしたもの。付箋紙とペンがあればどこでも生きていけます

(余談)付箋紙とペンへのこだわり

付箋紙は百均でも手軽に買えますが、やはりおすすめは3Mの強粘着です。壁やホワイトボードにしっかり貼れて風が吹いても飛ばされず安心です。

また、付箋紙に書くときボールペンや鉛筆だと線が細すぎて見づらくなるので、太め・濃いめのペンをおすすめします。
私が愛用しているのはぺんてるサインペン。書き味も良く、裏写りしないので安心です。ただし水性なので付箋紙には良いですが、マスキングテープには書けません。マスキングテープにも書くような場合には油性ペンが良いです。

Cleaning Dayの結果

翌朝、体重を計測したところ前日の朝よりもマイナス1.5kgでした。体の中にそれだけのアーマ(老廃物、未消化物)があり、それを1日で排出したということですね。

なお、翌日には体重が1kg戻りましたが、良いものだけを食べているのでアーマがサットヴァ(純質なもの)に入れ替わっているのでしょう。Cleaning Day以降はとても清々しい気分になりました。(次回へと続く)


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