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海外移籍に必要なモノ #1356

皆さん、Bom dia!

最近、学生たちやこれから海外に移籍したいという選手から連絡をいただく機会がちょくちょく出てきましたので、今回は海外移籍に必要なモノ(書類)などについてまとめていこうと思います。

足らないものがありましたらコメント等で教えてください。


1. CV(履歴書)

こちらは就職活動などでも必要な「履歴書」です。

もちろん海外移籍となりますので、英語での記載が必須。

自分の生年月日、経歴、代表歴、出場数、ゴール数、長所など記載しておくことをお勧めします。

国やクラブによっては、履歴書だけで払い落とされる事もしばしばあります。(こちらは就活でも同じですね)

2. プレー映像

自分のプレースタイルを一番に理解してもらえるのは、やはり映像ですね。

そのクラブの要求される選手かどうか、の判断基準で一番大事かもしれません。

なので、いかに自分の特徴をまとめられているかも重要な要素かもしれません。

今、あげました2つで新たなクラブが決まることもありますので、押さえておいてください。

3. transfer markt

こちらはクラブによっては要求されることがあります。

要は移籍専用サイトです。transfer marktと言われる通り、transfer=移籍、 markt=市場の情報サイトとなります。

選手のプロフィールや戦績、代表歴など幅広く情報が記載されています。

クラブ関係者やスカウト、代理人などもこちらを参考にしているケースも多々あります。

なので、先ほどの2つの項目に加えてクラブからtransfer marktを要求されることもあります。


※ここまではクラブに送る必要なもので、これからはいざ新たなクラブに移籍が決まる際に、必要不可欠なものを紹介します。

なので、クラブから話をもらっても移籍出来ない。といったことが無いように準備が必要です。


4. リリースレター

リリースレターとは、前所属クラブとの契約満了もしくは契約解除を証明する書類となります。

クラブとの契約が終わる時にすぐに準備しておくと良いです。(僕は毎年すぐに手続きしてもらうようにしています。)

日本のクラブでも同じです。ただこちらも英語での書類が必要となります。

※僕が関西1部リーグからミャンマーへの移籍をする時、何も理解しておらず、契約する際に「早くリリースレターをくれ!」と言われたことがありました。前所属クラブのオーナーにすぐに連絡し、英文で用意してもらえましたら良かったものの、遅れていれば…

こちらはPDFでのデータで持っておくようにするのが良いでしょう。

5. TPOレター

TPOレターとは?

TPOとは "Third Party Ownership" の略で、直訳すると「第三者保有権」となります。

移籍する選手の保有権を、前所属クラブが所有していないことを証明するための書類です。 こちらもリリースレターと同様に、クラブ代表者の直筆サインと印鑑が押された書類をPDFでのデータで持っておくことが良いと思います。


海外移籍を検討の際は、こういった内容で前もって準備しておくことをお勧めします。

また、日本のクラブから海外に移籍する際、日本サッカー協会登録抹消証明書というものが必要になるかもしれません。

日本サッカー協会に、現在所属しているクラブを通して登録抹消手続きを行なっていただきます。

僕が先ほども書きました関西1部リーグからミャンマーへ移籍の際、日本のクラブのオーナーが日本サッカー協会へ至急お願いしてくれ、なんとかなりましたので把握しきれずにいました。

こちらは詳しく調べてみてください。


最後にどの国へも移籍できる期間(Transfer Window)が定められています。シーズン中に2回。

この期間内でなければ移籍は出来ませんので、チャレンジする国もむやみやたらにとはいきませんのでご注意ください。

こちらの下のページから、国ごとの移籍期間が記載されています。


今回は海外移籍に必要なモノをまとめてみました。

それではこの辺りで!VAMOS !!!!!

たくむ

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