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年間9回の海外遠征で感じた、スポーツ現場におけるトレーナーの現状とこれからの働き方【定期マガジン #22】



こんにちは、西川です。


今回は、スポーツ現場におけるトレーナー職の現状と未来という、ある意味少しヘビーなお話をしたいと思います。


僕自身、2019年は年間9回の海外遠征を経験し、海外滞在期間は年間で約4~5ヶ月ほどになりました。


そしてテニスは良くも悪くも世界中を周らなければいけないスポーツのため、僕も海外遠征で途上国・先進国など様々な国にいき、また様々なスポーツに関わる人たちと出会ってきました。

そうするうちに感じるようになった、トレーナー業の世界的な現状と未来を、こっそり語ってみたいと思います。



ちなみに前提として、全世界すべての国に行き、すべてのスポーツを見てきたわけではありません。

参考までに、僕がこれまで遠征で訪れた国は、

アメリカ、カナダ、オーストラリア、中国、フィリピン、マレーシア、タイ、シンガポール、スリランカ、インド、香港、ネパール


で、ディスカッションを交わしたことがある国(のコーチやトレーナー)は上記に加え、

イギリス、ドイツ、フランス、フィンランド、カンボジア、インドネシア、ブラジル、スペイン、ブルネイ、チリ

の、合計22ヶ国となります。



一見多いようにも見えますが、世界には250を超える国があり、途上国や新興国、先進国などでそれぞれ経済背景も違えば、スポーツを取り巻く環境も180°異なります。


なので、「世界では〜」「海外では〜」のような大きな話ではないことをご理解ください。



それでは、前置きが長くなりましたがはじめます。



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