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【物語る映画ポスター22】インターステラー


クリストファー・ノーラン監督による
本格SF映画です。

原題は「Interstellar」で
星と星との間という意味。

地球から宇宙へ旅立ち、
時間、空間をまたがって
展開される人間ドラマ。

それぞれの思惑が交差する。

気候変動などによって
闇に覆われるようになった地球では
人間が住めなくなってきていることが
わかった。

愛する家族を残して
主人公ジョセフ・クーパーは
新たな定住地を目指して
人類の存亡をかけて
地球を飛び発つ。

宇宙に出てからも、
船員や司令部との軋轢は
絶えない。

辿り着いた惑星は、
とても人間が住めるところでは
なかった。

ある惑星では、
頻繁に大規模な津波が襲ってくる。

地球とは絶えず交信しているが、
その電波は、か細くて
いつ途切れてもおかしくない。

↑のポスターは、
本作の複雑なタイムラインを
1枚に示した秀作。

主人公の苦痛は、
地球との時差でした。

惑星によって変わってくるが、
超重力によって生まれる時差は
こちらの1時間が
地球での7年間にあたる。

地球を発つとき、10歳の娘に
「必ず戻ってくる」と
約束した。

みるみる年をとっていく
少女。

以下、重要なネタバレです。

地球に代わるような
住居可能な惑星は見つけられなかった。

残された道は、
次元を超えた空間である、
ブラックホールへの突入。

名前はガルガンチュア。

その美しさに、目を奪われる。
人類の存亡を賭けて
単身でブラックホールへ
飛び込んでいく。

そこには、見たこともない空間が
広がっていました。
重力も、時間も、空間も、
曖昧とした世界。

あるのは、自分の
「意思」のみ。

この不確かな空間の中で
自分は、誰に、何を、伝えたいのか。

深く、内観して心が決まる。
かろうじて行き着いた先は

愛する娘の部屋にある、
「本棚」の裏でした。

そこに、10歳の娘を見つける。
「過去」につながった。

時間と空間をはるかに超えて
なんとかモールス信号で伝えたのは、

「STAY」

「行くな」

このメッセージがきっかけとなって
娘のマーフィーは
誰もなし得なかった
重力問題の読解を行う。

ガルガンチュアの内部は崩れる。

気がつくとそこには・・・


まとめ

最後までご覧いただき
ありがとうございました。

2014年に公開された本作は、
熱狂的なファンが多く
素晴らしいポスターが
たくさん出回っていました。

クリエイターの方々に
感謝と敬意を表します。


ここまでお読み頂きありがとうございました。 こちらで頂いたお気持ちは、もっと広く深く楽しく、モノ学びができるように、本の購入などに役立たせて頂いております。 あなたへ素敵なご縁が巡るよう願います。