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グローバルパーソンになるための3要素 とは?

こんにちは。
元大手進学塾TOPクラス担当講師で、現在はニュージーランド在住の受験&国際教育コンサルタントのTakuです。

これまで30年に渡り、中学受験・高校受験・大学受験・帰国入試・総合型選抜入試などの各種受験や、海外大進学、留学生サポートなどを通して、日本とニュージーランドで約2000人の生徒と向き合ってきました。
このブログでは、受験からグローバル教育まで何でもありの教育の話をしていきたいと思います。

さて今回は、グローバルパーソンと私が呼んでいる「世界中で仕事ができる人」になるための3要素についてお話ししたいと思います。
まずはその3要素を、早速お話しすると…

❶ 自分軸を持つ
❷ 他者の違いを認め、受け入れられる
❸ お互いの違いの存在を前提に、共に共存できる方法を見出せる

という感じでしょうか。
まあ要するに、自分と違う人と一緒に過ごさなければいけなくなった時、「あの人ってどうしてああなの?信じられない!」って考えるんじゃなくて(こういう人を私は「モノタイプパーソン」って呼んでます)、「あの人ってああいう人だよね。でも自分はこういう人間なんだよ。だからこれからはこうやってお互い歩み寄れれば、うまくいくんじゃないかな」って考えられればいいってことだと思ってます。

ともあれ各項目について、ざっと見ていきましょう!

❶ 自分軸を持つ
望もうと望むまいと、世界は「多様性」満ち満ちています。
文化も価値観も大きく異なる人々が、ぐちゃぐちゃに混じって暮らしているわけです。
中には影響力が大きい人もいて、周囲の人をどんどん巻き込んでいったりもする。

このような環境の中で生きていくためには、「自分」をしっかり持っておく必要があります。
そうしないと何かを考えたり行動するときの基準が「他人の言うこと」になってしまい、周囲に流されるだけの人間になってしまう恐れがあります。

またこうした多様な環境ではお互いの違いが原因で様々なトラブルも発生するため、お互いに主張しあうことが必要です。
でも自分がないと意見が言えず、結果周囲に理解されないと言う事態もありえますよね。

そう言う意味でまずグローバルパーソンにとって、自分の価値観を持つ=自分軸を持つことはとても大切なことだと思うのです。

❷ 他者の違いを認め、受け入れられる
自分軸を持ったとしても、自分中心でしか考えられなくては、周囲とうまくやっていけません。
お互いに自分軸があるもの同士が集まったら、次は相手が自分と違うと自覚し、その違いを受け入れることが大切です。

でもこれ、口で言うほど簡単じゃないんですよね。
相手と自分は違うんだってわかっていても、その違いに苛立ち、ストレスを感じることも多い。

そんな時グローバルパーソンは、相手のパーソナリティだけでなく、彼らの文化的バックグラウンドまで遡って考えます。
イライラさせられている相手の態度は、彼らの文化的な習慣からきてはいないのかを考える。
そうすると違いに寛容になれるし、もっと受け入れやすくなるんじゃないかと思います。

❸ お互いの違いの存在を前提に、共に共存できる方法を見出せる
自分軸を持ち、相手を文化レベルまで遡って理解しようと努力できたら、その違いを前提にお互いが納得できる妥協点を見つけることが必要になります。
これを、グローバルパーソンは無意識のうちにやっています。

一見すごいことのように思えますし、初めはとても大変なことも多いのですが、私もニュージーランドで日々多様な環境にか揉まれて暮らしているので、いつしか第二の天性の様になてきました。
と言うのもここでは、それができないと周囲とうまくやっていけないので、いやでも身につけないといけないスキルだからです。

そしてそれは努力すれば誰にでも、身につけられるものだと私は思います。
もちろん海外に来なくても、日本の中でも身につけられますよ!

さていかがだったでしょうか。
もし面白そうだと思ったら、ぜひ親子でグローバルパーソンを目指してみてくださいね!

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