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見取り図初全国ツアー「Buckpacker」


見取り図初の全国ツアーで舞台監督をさせて頂きました!色々バタバタしたツアーでした(笑)

内容へのネタバレはありませんが、配信をまっさらな状態でご視聴されたい方はまた視聴後に読んでみて下さい!

春頃にツアーが決まって悠長に構えていたら、チケット売り出す少し前に見取り図チームからプロジェクションマッピングを行いたいと。

アインシュタインツアーでもマッピングは行っているので技術的な事はある程度クリア出来るのは分かっていますが、今回のツアーで抑えている劇場のスペックには色々問題がありました。

アインシュタインツアーの時は劇場選びの段階で僕も入り、劇場の機材でマッピング行える所をツアーとして回りました。

しかし今回はそうでは無かったので、予算が余計に掛かりますよ?と言いましたが、マネージャーでありプロデューサーの松川さんは「お金は何とかしますので、大丈夫です!」とGOを出してくれました。

仙台の国際交流センターは常設のプロジェクターあるのに、それではスペック足りないから別のプロジェクターを持ち込んだりしました。

プロジェクターってのはお金掛かるんですよ(笑)
必ず運搬車や設営人件費、プロジェクター設置台、ケーブルなど、劇場に元々揃ってるモノを一式持ち込んだりするわけなので。

しかしやると言われたら我々は最善を尽すだけです。

プロジェクションマッピングが決定してチケットも発売して、悠長に構えていたら見取り図チームからプロジェクションマッピングだけじゃなく、もうちょっと派手にしたいと。

まさかそんな事を言い出すとは…
プロジェクションマッピングより派手…そんなんあるかね…と考えて

パネルに電飾を仕込んで煽りにプラスする案を出したらそれいいですね!!実現したいです!と
見取り図や作家陣が前のめりになってくれました。しかし、電飾を仕込むにはとても予算が掛かります。

機材費、設営人件費、運搬…

「松川さん…予算が跳ね上がりますがどうしましょう?」

「お金は何とかしますので、大丈夫です!」

頼もし過ぎやろ!!(笑)

という訳で僕がこれまで行ったツアーで初めてパネルの縁取りに電飾を仕込むのが実現しました。

それが決まって悠長に構えていたら、公演2週間前くらいの打ち合わせでいよいよ中身が明らかになってきて、思っていた以上にコントをすると。

やけに大きな小道具だらけ。
これは各会場に送るのは大変だと。

袖パネルとかは分割などすることも可能ですが、ソファーやお墓など分割出来ない物はサイズ的に送れません。そういう場合はトラックを出すしかありません。


大阪→岡山200キロ
大阪→福岡600キロ
大阪→東京500キロ
大阪→仙台860キロ

往復なのでこれの倍の距離を運搬してもらう必要があるのと、長期間のツアーなので小道具を保管してもらったりなど、これまた予算が…

「松川さん…予算が…」

「お金は何とかしますので、大丈夫です!」

ここまで頼もしいと「今月僕誕生日で財布買おうと思ってるんですが、予算が…」とか言うても何とかしてくれるんちゃうかと、ドサクサに紛れて私物購入させてくれそうな勢いでした(笑)

マネージャーさんや作家のみなさんが見取り図がやりたい事を実現させる為のエネルギーに並々ならぬものを感じましたし、見取り図自身もツアーでお金儲けをするとかいう感覚は微塵もなく、とにかく全国に出向いて生の舞台を見てもらいたいという意気込みだったと思います。

多忙な中でネタ作ったりする時間も中々捻出するのも大変だったとは思いますし、我々としても至らない部分や上手くいかない部分もありましたが、何とかツアーを最後まで無事に終えられてホッと一息です。

個人的な細かいこだわりで
サイドパネルは電飾の小さい電球の粒が直接見えるようにしてもらい


センターの半球パネルは少し囲いを付けて間接的に明かりが広がるようにしてもらいました。

バックパッカーのイメージで地球の映像を出したいと聞いていたので、地球の縁取りから電球が見えるのは少し違うかなーと勝手なこだわりですが

地球のフチが粒立っているより、フワッと光って見える方がなんとなく良い気がしませんか?(笑)

それが正直、ある程度離れたお客さんから見えるのにどれくらいの効果があるのかはわかりませんが、、、

いやーオープニング演出カッコよかったなー!!


と、いうわけで全国どこかの劇場にお越し下さった皆様、オンラインでご視聴下さったみなさま。

ありがとうございました!!

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