世界の終わりの夢

インスタントラジオから聞こえる

正夢とマーメイドラプソディに身を任せ

筋肉質のサングラスの男は

眠気の真っ只中にいた

死の魔法が詠唱され

さらに眠気は加速し

白昼の夢を見た

聞こえてくる天使と悪魔の声

世界の終わりを匂わせた

虹色戦争って知ってる

時代が変わった夜

クラブデスディスコで踊ってさ

記憶に刻まれたドラゴンナイトだった

銀河街の悪夢の中にいたのは

ピエロのお面のバードマン

ピアノ弾きの金髪の女性

もじゃ毛のギタリスト

蜜の月を思わせる炎の戦士

RPGのように

勇者御一行様に対して

こちらは陽炎4人組

サザンカとラフレシアの花道を進む

花の匂いに誘われた眠り姫

少し休憩していかない

イルミネーションの誘惑

まだだ

ぼくらは

最高到達点を目指して冒険している

夜になったら行こう

スターライトパレードに参加するんだ

幻の命の灯火が輝く街へ

ムーンライトステーションから徒歩5分

雨の中

傘も持たずに歩く

たどり着いた街にいたのは

伝説の不死鳥

イルミネーションの中

ターコイズの目を光らせ

静かにこちらを見ていた

花鳥風月を感じられる光景

まさに

スノーマジックファンタジーだった

ぼくたちの冒険はまだまだ続く

ファイトミュージックを胸に

アンチがいようと

ぼくたちはヒーローになる

青い太陽に背をむけて

夢を語り続ける

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