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砂どけいを抱いて

時は蘇えらない

毎秒ごとに死を迎える

短針はふて寝を決め込んでいる

長針は急ぎ足で待ち合わせ場所へ

とおせんぼをしても

アメフト選手のようにすり抜けていき

捉えることもできず

あの空へ沈んでいく

円盤は

トーテムポールの高さまで

のぼりきり

だだをこねる

後悔しても遅い

成長していくのだ

毎秒を衣のように纏い

きつねの嫁入りへ出かける

みなが祝う

人生はただの暇つぶしらしい

あなたが後ろを向いている間

みなともに前へ進む

あがりのぼりを繰り返し

辿り着く

猿は木から落ち

鯉のぼりは初恋をし

新たなあなたと出会う

時間とはそういうものだ

一つとして同じ景色はない

流れていくものだ

逆らうことなどできない

大事に抱えているプライド

価値観などは捨て

浜辺で砂を落とす

タイムスリップを信じているのなら

新しい砂時計を抱いて眠れ


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『Kindle出版の経緯と挨拶』

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