#14 続けることと周りの反応と
今朝、珍しくいつもと違うルートで保育園に行きたがる娘。いつものルートに軌道修正したら、案の定、ご機嫌ななめに。娘を担いで、「今日、朝は誰先生かな〜?」とか、「給食何かな〜?」とか、気を逸らす話題をひたすら話しかける。そして小学校の前を通ってふと思った。
「Aちゃんと会ったりしないかな?」
Aちゃんは、3月まで娘と同じ保育園に通っていて、この春から小学生。娘は「何で(保育園に)Aちゃんいないの〜?」と寂しがっていた。そういえばこの小学校に通うと聞いたし、もしかしたら会えるかもね、なんて話をしていたら。
「あ!」と、娘の名前を呼びながらこちらに駆け寄ってくる女の子。なんとまさかのAちゃん。そして、ハイタッチまでしてくれる。娘は、喜びをうまく表現できないタイプ。ニヤッと笑ってバイバイした後に、興奮したように、「Aちゃんと会えたねぇ!!」と満面の笑み。もう、リアクションがワンテンポ遅いよ(笑)Aちゃんのおかげで、珍しくご機嫌で保育園に行けました。
娘が0歳児のクラスの頃から、帰りに保育園の玄関で会うと、娘の名前を呼んで声をかけてくれたAちゃん。娘は、当時もリアクションが薄く「えっと、いつも声かけてくれてありがとうね」と半分申し訳なく思いながら応えていた。会うたびに声をかけてくれるので、わたしもAちゃんの名前を覚えた。そしていつからか娘は、自らハイタッチしてもらいに行くようになった。
声をかけ続けてくれたAちゃん、すごい。多分意図していたことではないのだと思うけれど、それでも。
Aちゃんのことを考えていたら、わたしが密かにもう1人すごいと思っている人を思い出した。会社の後輩のBくん。入社した当初は、ちょっと出来ない、みたいなレッテルを貼られていた、と思う。けれど、すこぶる明るくて、真っ直ぐで、勢いがあって、まさに体育会系営業マンタイプ。その勢いでいろんなものを跳ね返した。ブレずにここまで来て、今や周りの人からの信頼を勝ち得ている。
周りの反応にブレずに、やり続けていたら、周りに影響を与えるものなのかも、と思いました。わたしは人の顔色に影響されるぶれぶれ人間なので……。「これ」っていうところ大事にしたいなぁ。
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