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#21 おむつさんとお洋服さんと

下書きして、何となくアップしていなかったnote。私の文章なんて……という思いがざざざー、っと押し寄せるタイミングがある。文章を書く練習、の意味が大きいのだから、さくっと投稿すればいいのに、と思ったので載せます。(何の宣言よ)

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今、3歳目前で、第2次イヤイヤ期を迎えている娘。
ごはんを食べることも、着替えも、自分でできるのに、ほぼ、やらない。保育園では、トイレもするらしいのに、家ではやりたくない時期の模様。

先日、さとゆみさんの24時間で消える連載『今日もコレカラ』に、こんなことが書いてあった。

親兄弟の言うことは聞けないのに、直属の上司の話はうるさく聞こえるのに、ナナメの関係で聞く言葉はすんなり受け止められることがある。

ナナメの関係【さとゆみの今日もコレカラ/第195回】

その夜も、お風呂上がりにおむつを渡したら、投げた。ママが履かせて、というから、半分履かせたところを、わざと脱いで投げた。「ちょっと〜投げないでよ」と言われるのが楽しい節がある。いやいや、こっちはまじめですから……(でもそのやりとりが、なんだか楽しいのだというのはわかる、わかるのだけれども)

これが、例えば、ママではない違う立場の人に言われたらどうなるのだろうか?と思ったのは多分朝コラムを読んだから。

「おむつさんが、履いてほしいなぁって言ってるよ、聞こえる?……○○ちゃん、早く履いてくれないかなぁ」
「聞こえた……」
「どうする?履いてみる?」
「うん」
そこからの行動は早く、おむつも自分で履いて、肌着さんとパジャマさんも登場し、あっという間に着替えは完了した。
に、しても。かわいい……。いつまで信じてくれるのだろうか。

その話を夫にシェアすると、「え、何それすごいじゃん」とリアクション。夫、次の日は、朝からノリノリで、おむつさんと、お洋服さんと、タオルさんと、テレビさんと、靴下さんになりきっていた。(声色を変えて、なりきるの好きなタイプで尊敬しているのだけれども、飛ばしすぎではなかろうか……というのは一旦黙っておきました)
案の定、「できるよー!」と自ら着替え、とってもスムーズな朝だった。さて、いつまで続くかな?

そして、ナナメの関係の、本当の意味でのありがたみが身に染みるのは、娘がもう少し大きくなってからなのだろうな、なんて思ったのでした。

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