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保守的な社員だけが出世する大企業からは、今すぐ逃げた方がいい

JTC(=Japanese Traditional Companyの略。古き悪しき伝統的日系大企業)に勤めている皆さん、どうもこんにちは。

さて、皆さんはこんな悩みを抱えたことはありませんか?

「勤め先の会社はホワイトな大企業だけど、成長性が無さそう…」
「給料も良いし仕事も楽だけど、やりがいがない…」
「この会社にずっといたら、自分も成長できなさそう…」

そんなときは、会社で出世している人がどんな人か?をチェックすることをオススメします。

なぜなら、保守的な人ばかりが出世しているなら、その会社に未来はないからです

僕自身もJTCに勤めていた頃はこうした悩みを抱えていましたが、会社で出世している上司や役員の方々を見て、

「自分は絶対にこうはなりたくない」

と思い、新卒で入社したJTCをわずか10ヶ月で退職しました。

ということで今回のnoteは、「保守的な社員だけが出世する大企業からは、今すぐ逃げた方がいい」というテーマでお送りしていきます。

JTCにお勤めの方にとっては非常に参考になる内容だと思います。是非ご参考ください。


保守的な社員が出世する日本企業は、衰退を余儀なくされる

まず大前提として、保守的な社員が出世する日本企業は、衰退を余儀なくされます。

こちらの本をもとに、具体的に解説していきます。

なぜ日本企業がこの30年間成長できなかったか、その理由について具体的なデータと共に書かれている面白い本です。

ここ30年間の日本経済を振り返ってみると、輸出企業の国際競争力低下や、バブル崩壊による消費低迷などの寒空が吹き始めた1990年代以降、日本の大企業はコストダウンを最優先する「縮み経営」へと舵を切りました。

縮み経営とはいわゆる「コストカット」のこと。売上を伸ばすための投資をせず、利益を上げるための容赦ないコストカットの嵐が吹き荒れたわけです。

もちろん、コストカット自体は悪いことではありません。しかし、この過程で社員を資産や可能性ではなく、お金のかかるコストと見做すようになってしまったのです

その結果、人件費は圧縮され、正社員から非正規への転換を進めた結果、イノベータータイプの社員は活躍の場が減り、節約や管理に長けたコストカッターが重用されるようになりました。

要は、新規事業などをガンガン推し進めるタイプではなく、保守的な役人タイプが日本企業で出世するようになったのです。

一般的な企業であれば、バリバリお金を使って夢のある新規事業を開拓することが理想です。

しかし多くの日本企業では、営業計画だけ作るのがやたら上手な人や、コスト削減をするのが上手い人だけが出世していき、会社の成長もストップする羽目になってしまったのです…

その結果、成長しない日本企業が大量に生み出されました。いわばゾンビ企業です。

こうしたゾンビ企業では、社員のやる気は蝕まれ、社員の給与水準は一層低下し、日々の仕事から面白さややりがいが失われていったのです。
 
「デフレの真因は終身雇用にあり」という日経新聞の記事にも、同じ内容が書かれていました。

こちらの記事を要約すると、

・支出の引き締め、コストカット重視が10年以上続く中、それを評価された人材が次々に組織の階段を登った
・企業の財務状況が改善しても、企業行動は容易には変わらなかった
・結果、日本企業も社員も成長せず、日本経済はデフレに苦しむようになった

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO77093320Z11C23A2EN8000/

とのことです。

保守的な人ばかりが出世するのだから、そりゃ日本企業が成長しないのも当たり前ですよねw

ですので、保守的な人ばかりが出世している会社は、要注意なのです。

僕が新卒で入社したJTCも、保守的な人ばかりが出世していた

僕が新卒で入社したJTCでも、それは当てはまりました。1つエピソードをご紹介しましょう。

それは、僕が新入社員として入社して数日経った頃のお話です。

新入社員研修の一貫として、新入社員と役員との座談会が開催されました。

新入社員はいろいろな質問を役員にぶつけるわけですが、その中の一人が、

「出世の秘訣はなんですか?」

という質問をしました。

一流企業の役員まで上り詰めた人は、一体どのようなことを意識して日々の仕事をこなしていたのでしょうか?

僕は興味津々で、役員の方々の回答を待ちました。

これに対し、役員の一人が我が物顔でこう答えました。


「朝早く出社して、掃除をしていたことだ」


この回答に、僕は唖然としました。

冗談ならよかったのですが、話の口ぶりからして、その役員は本気でこれを言っていたのです。

もちろん、掃除は確かに大事です。しかし、こういう人ばかりが出世する会社に未来はないし、自分も成長できません。

ってか、掃除をするって日常生活では常識ですよね?

出世するための秘訣として、新入社員の前で得意顔で言う台詞では無いです。この瞬間、僕の心はどんどん冷めていきました。

僕の予想は的中し、僕の新入社員時代の仕事は、「倉庫整理」「電話応対」「棚のシール貼り」「メールの転送」など、会社の維持管理業務ばかりでした。

結果として、「この会社では自分は成長できない!」と確信し、僕はわずか10ヶ月で、新卒で入社したJTCを退職しました。

自分の身を守るためにも、自分が成長できる環境に転職しよう

JTCを辞めた後の僕はというと、短期離職を3回繰り返し、最終的にはWeb業界へ転職しました。とあるWeb広告代理店ですね。

Webの世界はJTCとは全く逆の世界。「安定」こそありませんが、成果を出している人がしっかりと評価されており、成長できる環境がそこにありました。

また、自分の理想とする先輩・上司がたくさんいらっしゃいました。

具体的に言うと、Web業界には副業のブログで月50万円ものお金を稼いでいる人や、会社員をやりながら自分の法人を経営してビジネスをしている人たちが身近にたくさんいたのです。

Web業界には、良くも悪くも「会社に頼らず、自分の力で生きる」という考えの人が多かったので、僕の考え方にマッチする人が多く、会社に行くのが楽しみにさえなりました。

だって、その人たちと一緒に仕事をしているだけで、どこの世界でも通用するWebスキルを身につけることができるんですから。

また、Web業界に転職して幸せになった理由として、自分が成長できるというのはもちろんですが、最大の理由は「価値観の同じ仲間と一緒に働けるようになったから」だと思っています。

僕は今まで、新卒で入社したJTCを「自分の居場所」だと感じることはできませんでした。

価値観が全く異なるバブル世代のおじさま方に囲まれ、その人たちに認められるために仕事をしても、ストレスが溜まるだけで全く楽にならなかったんですよね…

JTCに勤めていた頃のかつての僕は、「会社に出社するためのモード」に自分の気持ちを毎回切り替えておりました、

しかし、そうやって自分の気持ちに嘘をつき、上司に怒られないためだけに頑張っても、それはストレスが溜まっていくだけでなんの解決にもなっていませんでした。

根本的な解決策は、「ありのままの自分で楽しく、気持ちよく仕事ができ、自分が成長できる環境に自分の身を置くこと」だったのです。

そんな最高の環境を追い求めるべく、僕は転職を繰り返し、最終的にはWeb業界に転職し、心地よく働けるようになったのです。

転職後、僕の幸福度は爆上がりし、今もWeb業界で幸せに働いています。

ということで皆さん!「今の会社じゃ成長できない…」と思うのでしたら、思い切ってWeb業界のような成長産業に転職してみることをオススメいたします。

Webの知識が全くなくても問題ありません。

事実、僕だって未経験で、しかも短期離職を繰り返している経歴で転職しました。

未経験からWeb業界への転職を成功させる具体的な方法については僕のブログで詳しく解説をしておりますので、興味のある方は是非読んでみてください。

下にリンクを貼っておきますね。

ではでは、今日はこの辺で。

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